新近江名所圖会 第92回 見どころたくさん―彦根城

彦根市金亀町

 今回紹介するのは、彦根市にある彦根城です。彦根城は関ヶ原の戦いの後、1603年から築城が始まり1622年に完成しました。改修工事が行われたこともありますが、天守閣が築城当時の形を今に伝えています。天守閣が現存する城は現在12城あります。ちなみに12城とは弘前城・松本城・丸岡城・犬山城・姫路城・備中松山城・松江城・丸亀城・高知城・松山城・宇和島城、そして彦根城です。城主は、徳川家と親密な関係にあった井伊家です。
 天守と附櫓及び多聞櫓(1棟)が国宝に、天秤櫓、太鼓門及び続櫓(1棟)、西の丸三重櫓及び続櫓(1棟)、二の丸佐和口多聞櫓、馬屋が重要文化財に指定され、中堀から城内は特別史跡に指定されています。

おすすめPoint

 見どころはたくさんありますが、案内やガイドブックに書かれているものが大半。なので、今回は実際私が見に行って面白かったポイントをお教えします。

1.佐和口の車道に残る礎石

佐和口の車道に残る礎石

佐和口の車道に残る礎石

 彦根城中堀を渡る佐和口は県道が通り、アスファルトで舗装されており、車が走っています。ですがよく見ると四角い石がいくつか道路に埋まっているのに気付くと思います。
 これは明治初年に解体された櫓門の柱の礎石です。目の前の櫓に気を取られてしまいがちですが、足元にも注意してみてください。

2.天守のきつい階段

天守のきつい階段

天守のきつい階段

 彦根城天守2階、3階に上がるためには階段を登らなくてはいけません。その階段がこちら。
 このように非常にきつい階段です。攻め込まれた時、敵の進行を遅くするためにこのような急こう配にしたそうです。ちなみに傾斜は50°を超えています。きつい階段ですが、登りきると彦根市内が一望できます。

3.天守から黒門橋に下る最中に見える大石垣

天守から黒門橋に下る最中に見える大石垣

天守から黒門橋に下る最中に見える大石垣

 天守から黒門橋に向かって降りていく最中に大きな石垣が見えます。
 写真では分かりにくいですが、非常に大きい石垣です。是非実際に見に行ってください。ただし下りの道は結構きついので運動靴を推奨です。  実は 私、彦根城に今回初めて行きました。正直、全然わからないだろうなぁと思っていったのですが、実際行ってみるとそんなことなく、見どころがたくさんあり、非常に楽しかったです。彦根城表門横にある彦根城博物館には井伊家の赤備えなども展示されており、見ごたえもあります。
 まだ行ったことない、行こうか迷っているという方は是非行ってみてください。

周辺のおすすめ情報

 彦根城周辺には、井伊直弼が幼少期を過ごした埋木舎があります。激動の時代を生きていた井伊直弼の礎を感じ取ることが出来るかもしれません。
 また、彦根城内、中堀の周りには梅が植えられており、そちらもこれから満開に向かっていくので見どころです。

アクセス

【公共交通機関】JR西日本 東海道本線 彦根駅下車 徒歩約15分
【自家用車】名神高速道路彦根IC下車10分、有料駐車場あり
・彦根城博物館
開館8時30分 閉館17時(入館は16時30分まで)
休館日12月25日~12月31日
[彦根城・玄宮園入場券]大人 600円・小中学生 200円
[博物館入館料]大人500円・小中学生250円
[彦根城・玄宮園・彦根城博物館セット入場券]大人1000円・小中学生350円
※30名以上からの割引あり


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(合澤 哲郎)

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