調査員オススメの逸品 第202回 巷で話題の都市伝説“タイムトラベラー”の先駆け!? -シガタロウ-

シガタロウシリーズ

シガタロウシリーズのレトロ展パンフレット

タロウとガイド

シガタロウは説明を受ける人

 私たちが毎年夏に催す発掘調査成果展「レトロレトロの展覧会(以下、レトロ展と書きます)」は、毎回多くの方々に見ていただき、心から感謝しているとともに、大変嬉しく思っております。この場をお借りして感謝の意を表します。
 ところで皆さん、「シガタロウ」というキャラクターをご存知でしょうか。1995年から3年間、レトロ展のパンフレットに登場した奇妙なキャラクターです。ライトグレーのスーツ姿にライトグレーのハットを被った、大きな眼鏡のキャラクターです。職員の間では、シガタロウくんなどと若い人のように思われているのですが、実は違います。作者なりに設定がありますので、22年の時を経てこの場で紹介させてください。

氏名:シガ タロウ
性別:男
年齢:35歳(デビュー時)
出身地:滋賀県
趣味:旅行
仕事:ツマヅ製作所(架空の会社です)のタイムマシン開発にちょっとだけ関わってた技術者。

レトロH18

シリーズが終わったのに出過ぎるシガタロウ

 以上がシガタロウの設定内容です。以外といい年ですね~。現在57歳です。スーツ姿で首からカメラをさげているのは、ちょっと昔の日本人観光客のイメージです。この手のキャラは、ほとんどの場合、説明する側として登場しますが、シガタロウは最後までお客さんとして登場します。タイムマシンに同乗するちょっと美人のガイドが説明していくという設定でした。このあたりに作者のこだわりがあるみたいです。

 彼は若い頃に発掘調査のアルバイトをし、歴史に興味をもちます。技術者志望だった彼は、いつかタイムマシンを造って歴史の謎を知りたいと思いました。彼が25歳の頃、就職先でタイムマシンの開発が始まりました。彼もそのスタッフの一人になったのですが、エンジンや機体設計などの根幹部分に関するところではなく、雑用係的な仕事ばかりでした。33歳のとき、タイムマシンは完成しました。タイムトラベル社は機体を購入し、「時間旅行」というツアーを催します。シガタロウは給料3年分を前借りし、念願のタイムトラベルに行くことができたのですが・・・。

 タイムマシンの機体設計などに問題はなかったのですが、パイロットの操縦ミスや判断ミスが続き、シガタロウは幾度か置き去りにされてしまいます。緊急用の携帯タイムマシンを使って助かったこともあったのですが、最後は緊急用携帯タイムマシンの暴走で行方不明になってしまい、「シガタロウの時間旅行記」シリーズは終わりました。

 その後シガタロウはどうなったのか?たまに、いろんなカッコウでいろんなパンフレットなどに登場しています。どうやらまだ生きているようです。デビュー当時は手描きなので線が雑な感じでした、最近はCG化されて小奇麗になりました。

 

3Dタロウ

リアルタイプ・シガタロウ

 2次元のキャラなのですが、最近3次元化され、リアルタイプ・シガタロウとして動画界に出現しています。遊び関係の動画にばかり出演しているそうですが、そのうち真面目に文化財関係の動画にも出演しようと目論んでいるそうです。

 でも根が遊び好きだからどうなんでしょうかね~。

重田 勉

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