『調査員のおすすめの逸品』は、芸歴○○年を誇る調査員がこれをぜひ皆様に知ってもらいたいという豪華な一品?を取り上げ、それにまつわるエピソードをまじえながら紹介をしていきます。毎月2回、隔週の掲載を予定しています。

調査員オススメの逸品 第222回 ないものは自分で作れ!―自作スチーマーの話 前編―

スチーマープロトタイプ

 みなさんこんにちは。私たちの仕事は、外で汗流して泥だらけになりながら発掘調査するだけではありません。発掘調査で出土した土器や木器を整理して、発掘調査報告書にまとめ、刊行する仕事があります。報告書の刊行をもって発掘調査は […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第222回 ないものは自分で作れ!―自作スチーマーの話 前編―»

調査員オススメの逸品 第221回 江戸時代の水道職人 ‐大津廃寺跡の上水道施設‐

写真3

 平成29年5~7月にかけて滋賀県庁前にある大津廃寺跡の発掘調査を担当しました(写真1)。現在は出土した遺物や記録した図面・写真などとともに、安土城考古博物館内にある整理室に移って整理調査を行っています。  大津廃寺跡は […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第221回 江戸時代の水道職人 ‐大津廃寺跡の上水道施設‐»

調査員オススメの逸品 第220回 どっちが表?―滋賀里遺跡出土の将棋駒―

王将(表)切り取り

 琵琶湖の西側を南北に走っている湖西線は、昭和49年(1974年)に開通しました。湖西線を作るときに行われた発掘調査で、興味のあるものが見つかっています。それは将棋の駒です。発掘調査が行われたのは昭和46年(1971年) […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第220回 どっちが表?―滋賀里遺跡出土の将棋駒―»

調査員オススメの逸品 第219回 石で作られた剣の謎

写真1 弥生時代の石剣(出土地不明) - コピー

 現在滋賀県立安土城考古博物館では、10月21日(土)から開催する、開館25周年記念 平成29年秋季特別展「青銅の鐸と武器-近江の弥生時代とその周辺-」の準備が佳境に入っています。今回は、展示資料の中から、是非じっくりと […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第219回 石で作られた剣の謎»

調査員オススメの逸品 第218回 「中世のテーブルウェアー-近江出土の瓦器椀」

写真3 貴生川遺跡出土土器

 近江において(ここでは滋賀県と呼ばず旧国名の近江とします)、中世の日常雑器、特に供膳具として土師器、黒色土器、山茶椀、瓦器があります。遺跡からの出土分布をみてみると、土師器は全域でみられるものですが、それ以外は出土地域 […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第218回 「中世のテーブルウェアー-近江出土の瓦器椀」»

調査員オススメの逸品 第217回 天文の理に精通せよ!―発掘調査のみちしるべ“気象レーダー”―

雨雲接近中!(気象庁HPより)

 わたしたちが発掘調査を行う際に、日々最も気を使っているのが、発掘調査現場の天候でしょう。荒天の際には、危険が伴うこともあるために、現場での作業は中止せざるを得ません。そのため、毎朝さまざまなメディアの天気予報をチェック […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第217回 天文の理に精通せよ!―発掘調査のみちしるべ“気象レーダー”―»

調査員オススメの逸品 第216回 過去と現代 しじみが語る人間と貝の深い関係

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 島根県の宍道湖と共に滋賀県の琵琶湖は日本でも有数のシジミの産地です。琵琶湖のセタシジミは、その名の通り、すでに約7000~6500前の縄文時代早期末から瀬田川周辺で捕獲されています。瀬田川の畔に築かれた石山貝塚は日本最 […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第216回 過去と現代 しじみが語る人間と貝の深い関係»

調査員オススメの逸品 第215回 ひっくり返したら「神功開寶(じんぐうかいほう)」!

神功開寶・切抜きIMG_0072

 2017年5月――つい最近出会った逸品です。法養寺遺跡・横関遺跡(犬上郡甲良町)を発掘調査していたときのこと。同遺跡は、滋賀県東部を流れ琵琶湖に注ぐ一級河川犬上川の左岸扇状地に位置します。周辺には昭和50年代後半から行 […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第215回 ひっくり返したら「神功開寶(じんぐうかいほう)」!»

調査員オススメの逸品 第214回 土の下の「超状態」

写真3 ハエの蛹

 写真1は骨で作られた笄(こうがい)です。髷(まげ)を留めるために使われた整髪具です。1000年ほど前のもので、長浜市の塩津港遺跡から出土しました。  珍しい遺物ですが、骨製品自体が発掘調査で出土することが珍しいのです。 […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第214回 土の下の「超状態」»

調査員オススメの逸品 第213回 世界遺産級食材「琵琶湖八珍」

琵琶湖八珍の魚達

 筆者が安土城考古博物館に在籍している時、博物館周辺で活動をしている方々や、琵琶湖に関連する企業の方々と語らい、食を通して琵琶湖の魅力を発信するために「琵琶湖八珍」なるブランドを提案しました。  「琵琶湖八珍」とは、食材 […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第213回 世界遺産級食材「琵琶湖八珍」»

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