新近江名所図会
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新近江名所圖會 第271回 羽衣伝説の残る神秘の湖・余呉湖~北近江の密やかな愉しみ~
長浜市 余呉町 2018年3月7日滋賀県の北東部にあるJR米原駅から北陸本線に乗り換えて福井県敦賀方面に向かうと、8つ目が余呉駅だ。ホームから改札へは線路を渡っていく。周囲は昼間はひたすらのどかな景色なのであるが、陽が落ちて宵口には途…
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新近江名所圖會 第270回 博物館のパワースポットー滋賀県立安土城考古博物館(その5)
近江八幡市 2018年2月21日私は平成29年4月から滋賀県立安土城考古博物館で勤務しています。初めての学芸員としての勤務で、最初は戸惑いもありました。しかし文化財を守るという意味では、発掘現場と同じように最前線の仕事ですので、とて…
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調査員オススメの逸品 第228回 古代の植物―大中の湖南遺跡から見つかった、植物遺体―
近江八幡市 2018年2月14日近江八幡市(旧安土町)の大中の湖南遺跡から、陸地側から内湖側に向かって突出すように造られた、7世紀後半~8世紀前半頃の突堤状遺構が2基見つかりました。遺構の性格については、桟橋・消波堤(しょうはてい)…
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近江名所圖会 第269回 過去と現在をつなぐもの-巻数板と祈祷板-
彦根市 2018年2月7日正月行事の勧請吊については、すでに第181回の新近江名所圖会で紹介されています。その中でその起源が鎌倉時代頃にある点が述べられています。応永十四年(1407年)成立の説話集『三国伝記(さんごくでんき)…
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新近江名所圖會 第268回 扇状地の宿命か!?水不足と戦ったひとびとの足跡「一ノ井堰之碑」
甲良町 2018年1月24日滋賀県は、豊かな水源に恵まれ、発展の途を歩んできました。その中心となるのはもちろん琵琶湖ですが、昨今では湖に注ぐ河川とそれを巡る町並みの美しさが評価された自治体もあります。 滋賀県の湖東地域に所在する…
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新近江名所圖會 第267回 木地師の聖地-東近江市蛭谷・君ケ畑
東近江市 2018年1月10日《蛭谷と君ケ畑》9 名神八日市インターから東へ愛知川上流に向けて約20㎞、奥永源寺小椋谷のなかでも最奥部に位置する蛭谷・君ケ畑は山あいの小集落です。まさに隠れ里の風情を漂わせた秘境めいたところですが、…
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新近江名所圖會 第266回 蜂屋集落の心のより所―宇和宮神社―(栗東市蜂屋)
栗東市 2017年12月28日当協会では、滋賀県南部土木事務所河川砂防課からの依頼により、中ノ井川広域河川改修工事に伴う蜂屋遺跡の発掘調査を今年(平成29年)1月から実施していて、私は担当者の1人としてこの発掘調査に従事しています…
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新近江名所圖會 第265回 石山観光会館―石山貝塚の「貝層剥ぎ取り断面」が観られる現地の施設―
大津市 2017年12月13日瀬田川の川辺、伽藍山の南麓に位置する石山寺、その石山寺の山門前にある駐車場の地下には、縄文時代の貝塚が眠っていることは、このシリーズでも何度かお伝えしてきました(第10回・第122回)。今からおよそ8…
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新近江名所圖會 第264回 信長がムリヤリ安土に招致した寺院~浄厳院~
近江八幡市 2017年11月29日織田信長は一般に、「仏教を弾圧しキリスト教を保護した」イメージを持たれているようです。確かに、延暦寺焼討や一向一揆の虐殺は事実ですが、実はその何十倍もの寺社を保護し、安全や権利を守っていたことは、あま…
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新近江名所圖會 第263回 安土の笏谷石タイル
近江八幡市 2017年11月15日天正3年(1575)、長篠の合戦で武田勝頼を破った織田信長は、11月28日、家督と居城の岐阜城を嫡男信忠に譲り、自身は愛用の茶道具のみを携えて重臣佐久間信盛の屋敷へ御座を移し、翌年の1月中旬に丹羽長秀…
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新近江名所圖會 第262回 本県の産業文化の殿堂たらしめん - 滋賀県立産業文化館
大津市 2017年11月1日大津市打出浜に建つ滋賀県立琵琶湖文化館は、滋賀県初の総合レジャー施設、総合博物館として昭和36年(1961)に開館しました。現在は施設の老朽化等を理由に休館中となっていますが、今後、滋賀県が新たに整備…
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新近江名所圖會 第261回 こんなところに老舗博物館~JR大津京駅ミニ展示~
大津市 2017年10月18日JR湖西線は、日本国有鉄道湖西線として、昭和49年(1974年)9月20日に開業しました。路線上にある多くの遺跡で発掘調査が実施され、非常に大きな成果があがりました。この成果を社会に還元すべきであると…
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