新近江名所図会
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新近江名所圖会 第188回 百済寺-中世の僧坊酒-
東近江市 2014年12月3日釈迦山百済寺は、金剛輪寺・西明寺とともに湖東三山の一つに数えられる天台宗の寺院です。寺伝によると,その創建は推古14年(606)と伝えられており、中世末頃の寺域は東谷・西谷・南谷・北谷の尾根筋ごとに僧…
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新近江名所圖会 第187回 卯建のあがる風景
近江八幡市 2014年11月19日(近江八幡市新町界隈) 現在では、ほとんど聞くことがなくなりましたが、「うだつを上げる。うだつが上がらない」という言葉があります。 この「うだつ」とはいったい何なんでしょうか。漢字では、「梲」とか「卯…
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新近江名所圖会 第186回 悲運の皇子 大友皇子の陵墓 -弘文天皇長等山前陵-
大津市 2014年11月5日672年に勃発した壬申の乱は、日本古代史上最大の争乱としてよく知られています。いうまでもなく、大津宮を造営した天智天皇の没後、太政大臣であった息子の大友皇子と、吉野へと出家していた弟の大海人皇子の間に…
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新近江名所圖会 第185回 一本の大木が目印 トギス塚古墳と千増供古墳群
近江八幡市 2014年10月22日(近江八幡市千僧供町) 国道8号を野洲から近江八幡市街地へ向かって車で走り、六枚橋の交差点を左折して、県道14号を旧蒲生町方面に進んだあたりには、たくさんの遺跡があります。左前方の山には近江八幡市と東…
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新近江名所圖会 第184回 東海道名物「姥が餅」発祥の地を訪ねて
草津市 2014年10月8日江戸時代に街道菓子として全国的に有名だった「姥が餅」の発祥の地を訪ねて来ました。姥が餅が食べられたかつての茶店は、草津宿から大津へ約1㎞進んだ矢倉立場(立場:休息場所)にありました。船で大津の石場(い…
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新近江名所圖会 第183回 博物館を取り巻く文化財
近江八幡市 2014年9月24日安土城跡・観音寺城跡・瓢簞山古墳・大中の湖南遺跡の一つの特別史跡と三つの史跡からなる近江風土記の丘には、中核施設として滋賀県立安土城考古博物館があります。博物館では、考古と信長・城郭を中心とする常設展…
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新近江名所圖会 第182回 桜ばかりを描いた信長の子孫・瑟瑟の墓を守る寺(西蓮寺)
東近江市 2014年9月10日織田信長の血筋は、本能寺の変や関ヶ原の戦いの後も続いており、息子たちの子孫は、江戸時代には大名や旗本となっています。右に示した略系図をご参照下さい。 東近江市の、市役所から八日市インターチェンジに及ぶ…
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新近江名所圖会 第181回 村境の魔除け(まよけ)-御霊神社にのこる勧請縄(かんじょうなわ)-
大津市 2014年8月27日壬申の乱の舞台となった「瀬田の唐橋」の近くに、壬申の乱とゆかりのある二社の御霊神社があります。いずれも乱に敗れた大友皇子を祀った神社で、大津市鳥居川町の御霊神社と北大路の御霊神社です。 今回は、後者の…
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新近江名所圖会 第180回 彦根城―石垣の石と矢穴―
彦根市 2014年8月13日お城は、史跡のなかでも、しばしば地域のシンボルや観光名所となっています。当時の建物が残っているなら、門・櫓(やぐら)・天守閣などをめぐるのがオーソドックスでしょうし、建物がなくても、郭(くるわ)・お濠…
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新近江名所圖会 第179回 松原内湖の船着き場
彦根市 2014年7月30日かつて、琵琶湖には東国や北陸からの物資を京都に運ぶ天然の運河としての役割がありました。琵琶湖水運は日本の物流のなかで大きな位置を占めていたのです。ただし、琵琶湖は閉塞水域であって、海との行き来がないた…
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新近江名所圖会 第178回 ひっそりと佇むかくれ里-教林坊
近江八幡市 2014年7月16日(近江八幡市安土町石寺1145) 「私が興味をひいたのは・・・(中略)いきなり山へつづく急勾配に作ってあり、よく見ると、それは古墳を利用してあるのだった。横の方に、羨道も現れている。その石室の巨大な蓋…
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新近江名所圖会 第177回 仏教の聖地のルーツ-大津市坂本廃寺-
大津市 2014年7月2日「近江は仏教の聖地である。」などと書き出せば、「比叡山のことネ!」とか、「白洲正子も絶賛した湖北の観音像でしょ?」と、早とちりされる方も多いのではないでしょうか。もちろん、そうした数多くの仏教文化を否…
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