考古資料
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.7 縄文人の工夫と祈り ―六反田遺跡の貯蔵穴と土偶―
彦根市 2009年8月10日2008年6月、私は彦根市の鳥居本にある六反田(ろくたんだ)遺跡で、縄文時代後期末(約3000年前)の集落跡を調査していました。ここで私は、食料を貯蔵するための「貯蔵穴」と「土偶」を掘り出し、縄文人の…
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調査員のおすすめの逸品 No.6 南滋賀町廃寺を飾る ―通称「サソリ文瓦」―
大津市 2009年7月27日667年中大兄皇子は藤原鎌足とともに、畿内から初めて外に設けられた都として大津宮へ遷都します。翌年に中大兄皇子は、天智天皇として即位します。仏教が百済から日本に伝わり約100年、依然として古墳が築造さ…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.3 トラウマの無文銀銭
大津市 2009年6月15日1987年の夏、まだ若かった筆者(今でも気持ちだけは若い)は、瀬田唐橋の下流約80m付近の作業台船にいました。当時私は、琵琶湖総合開発に伴う埋蔵文化財発掘調査が本格化し始めた頃で、琵琶湖の中での工事に…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.1 大事なものはいつまでも ―多賀町木曽遺跡出土の懸垂鏡(けんすいきょう)―
多賀町 2009年5月18日今回紹介する逸品は、多賀町木曽遺跡から出土した鏡です。普通の鏡といえば、古墳でみつかるものと思う方が多いのではないでしょうか。そして、最も有名な鏡といえば「卑弥呼の鏡」と呼ばれる三角縁神獣鏡でしょう。…
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