古文書・書跡等
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №280 滋賀県指定文化財「滋賀県行政文書」~近江の考古学黎明期を探る史料~
守山市 2020年2月26日道路工事や宅地開発などに伴って、県や市の教育委員会などが事前に遺跡の発掘調査を行うことが日本でルール化されたのは、前回の東京オリンピックが開催された高度経済成長の頃です。それ以前は、大学教授が研究目的…
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調査員のおすすめの逸品 №264 長野遺跡の墨書土器
愛荘町 2019年8月7日毎年、滋賀県内のあちこちで発掘調査現場を担当しています。歴史を塗り替えるような世紀の大発見などとは縁遠いのですけれども、調査の現場では、地味ながらも、その地域の歴史を考える資料と最初に出会える機会をい…
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調査員のおすすめの逸品 №261 持ち物には名前を書きましょう-彦根市佐和山城跡出土刻書を持つ硯-
甲賀市 彦根市 2019年6月28日彦根市に所在する佐和山城跡の発掘調査で見つかった遺物については、これまでにも何度か紹介してきました(第122回 戦国時代の「磨石」、第147回 犬形土製品、第236回 桐紋の金具)。今回紹介する裏面に…
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調査員のオススメの逸品 第249回 自分の出身地が古代の木簡に!?―竜王町ブタイ遺跡の出土木簡―
竜王町 2019年1月2日ブタイ遺跡は蒲生郡竜王町大字山面字ブタイにある遺跡です。西方にある鏡山は、6世紀頃から須恵器を焼いていた窯跡群があり、鏡山古窯址群と呼ばれる県下最大の須恵器生産地跡といわれています。ブタイ遺跡は平成1…
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調査員のおすすめの逸品 No.97 天下取りの駆け引きを臭わす秀吉の書状写 ―「羽柴秀吉書状写-天正10年10月18日付け- 滋賀県立安土城考古博物館蔵」―
その他 2012年12月25日「怪文書」とは、他人を中傷し世間を騒がせる不穏な文書のことですが、その本来の意味は「出所不明」すなわち差出人や宛先が分からないところにあるようです。そういう文書は、内容に興味がそそられる一方、どこかう…
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調査員のおすすめの逸品 No.23 文字の書かれた下駄が出土? ―最古の牒木簡―
野洲市 2010年3月22日「下駄が出たのかな?」、溝の掘削中に長さ27cm、幅12㎝、厚さ2㎝の板が出土しました。よく見るとなにやら文字らしきものが書かれてあります。「これはもしかしたら古代の木簡ではなかろうか、でも、木簡とい…
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