織田信長
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№369 「平成の本物を!」の意識で取り組んだ復元模写―織田信長画像復元模写など―
2024年3月13日長い年月を経た絵画類の多くは、顔料(がんりょう:絵の具等)などの剥落(はくらく)が生じ、汚れや変色などによって、褐色を帯びた沈んだ色味になっています。しかし描かれた当時は、いずれも鮮やかな色彩で、汚…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №319 テレビ番組がきっかけで作られた論文集―『織田政権と本能寺の変』
その他 2022年2月9日2020年の元日、NHKで放映された討論番組「本能寺の変サミット2020」に出演する機会をいただきました。400年を経てもなお、動機や背景が謎に包まれている本能寺の変に関する諸説を、その時代の専門家…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第339回 信長が見た光景-近江八幡市安土城内摠見寺跡の三重塔と楼門
近江八幡市 2021年3月3日天下人となった織田信長は、天正3年(1575)11月28日に家督と岐阜城、領国の尾張・美濃を嫡男の信忠に譲ると、翌年正月から近江琵琶湖畔の安土山に新たな城の普請をはじめます。そして、同7年に天主、同9…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第336回 兵どもの夢のあと-東近江市百済寺
東近江市 2021年2月3日東近江市に所在する百済寺は、愛荘町の金剛輪寺、甲良町の西明寺とならんで湖東三山とよばれ、紅葉の名所としても有名です。鎌倉時代には、「天台別院」と称され大寺院として一大勢力を誇っていました。しかし、室町…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第284回 「彦根」の語源?ー近江八幡市・活津彦根神社(いくつひこねじんじゃ)
近江八幡市 2018年11月28日織田信長の安土城で有名な近江八幡市安土町には、古い歴史を持つ社寺がいくつかあります。このうち神社では、『延喜式』に記載のある沙沙貴神社が有名ですが、もう一つ注目していただきたい神社があります。それが活…
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新近江名所図会
新近江名所圖繪會 第283回 豊臣秀吉に攻められた甲賀衆の居館―佐治城跡―
甲賀市 2018年11月14日滋賀県内には中~近世城館が1300あるといわれています。城と言えば彦根城や安土城のような石垣をもち、瓦葺の立派な天守閣がそびえるものを想像する方も多いでしょう。しかし、元々は在地の土豪・地侍が築いた居…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第280回 安土城下町を訪ねて 近江八幡市
2018年9月19日概要 安土といえば、織田信長が天下統一の拠点として築城した安土城が有名ですが、今回は、特別史跡安土城跡の見学の際に立ち寄れる、安土城下町跡の一部についてご紹介します。 安土城が築かれた安土山は、東海と…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第264回 信長がムリヤリ安土に招致した寺院~浄厳院~
近江八幡市 2017年11月29日織田信長は一般に、「仏教を弾圧しキリスト教を保護した」イメージを持たれているようです。確かに、延暦寺焼討や一向一揆の虐殺は事実ですが、実はその何十倍もの寺社を保護し、安全や権利を守っていたことは、あま…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第263回 安土の笏谷石タイル
近江八幡市 2017年11月15日天正3年(1575)、長篠の合戦で武田勝頼を破った織田信長は、11月28日、家督と居城の岐阜城を嫡男信忠に譲り、自身は愛用の茶道具のみを携えて重臣佐久間信盛の屋敷へ御座を移し、翌年の1月中旬に丹羽長秀…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第255回 北陸自動車道「小谷城スマートインターチェンジ」周辺
甲賀市 2017年7月26日平成29年3月25日(土)、北陸自動車道に小谷城スマートICが開通しました。このスマートICの名称はすぐ東側に位置する史跡小谷城跡に因みます。小谷城跡は戦国武将浅井長政の居城です。長政は織田信長の妹お…
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調査員オススメの逸品第160回 変身にお気づきですか?―「内照式パネル展示装置」
その他 2015年6月24日学芸課長特選「博物館の楽しみ方」。その最大のポイントは、「博物館は常設展示を見ろ!」に尽きると思っています。特別展示、企画展示は、博物館の特色を出しながら、どことも、それなりに気合の入った、時には空回…
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調査員のおすすめの逸品 No.43 居ながらにして信長文書の真物を一覧-図録『信長文書の世界』-
近江八幡市 2010年12月27日安土城考古博物館で信長分野を担当し、次々と信長関係の特別展を開催している私ですが、実は学生時代に研究していたのは、中世や織豊期ではなく古代史でした。古代と言っても、考古学ではなく文献史学の平安時代。で…
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