道具・機材
-
オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第167回 測量野帳―調査を記録し、記憶する緑のノート―
その他 2015年9月30日私たちが日々の発掘調査現場で使っている手帳―それは「測量野帳」です。この手帳は,片手に収まるサイズ(巾約10㎝×高さ約17㎝)で,しっかりした芯のある緑色の厚紙表紙なので,机のない野外でもノートを手に…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員オススメの逸品第166回 「糊」は「買う」のでなくて「作る」もの -文化財で使う糊-
その他 2015年9月16日第148話で、古文書や文化財に貼る和紙のラベルには、墨と筆で文字を書くというお話をしました。長い年月を生きぬき、これからも伝えていかなければならない古文書に、後の保存に悪影響を与える「異物」を付けては…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員オススメの逸品第165回粉もんの立役者「石臼」
その他 2015年9月2日「粉もん」は、私たちの日常の食生活にとって欠かせません。洋食ではパン・パスタ、和食では蕎麦・うどん・素麺が代表格ですし、話題のB級グルメでは、お好み焼き・タコヤキ・ヤキソバ・ラーメンがあります。もし粉…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員オススメの逸品第163回 埋蔵文化財センターの展示ケース―正しい「鍵穴」?
その他 2015年8月5日昨年度に引き続き、今年も「レトロ•レトロの展覧会」を担当することになりました。この展覧会は、昨年度に実施した発掘調査の成果をいち早くお知らせする調査成果速報展で、これを見れば、私どもの協会が昨年に実施…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員おすすめの逸品158 土色帖―土の色・土器の色を記録する便利ツール
その他 2015年5月20日発掘調査の現場に見学に来られた多くの方は,トレンチのなかに点々と掘ってある穴をごらんになって,「どうして柱の穴や溝がそこにあるとわかるのか?」という疑問をいだかれるようです。そうした質問を何度もいただ…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品148 墨と筆は時代遅れ? いいえ、学芸員には必需品です!
高島市 2014年12月24日現代の社会は、パソコンやスマホなどでの文字入力が主流となり、筆どころか筆記用具を用いて文字を書くこと自体が少なくなってしまいました。そのような中にあって、私のような古文書・歴史資料を専門とする学芸員は…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品146 低くて小さな椅子
その他 2014年11月26日出土遺物を整理する滋賀県埋蔵文化財センターの整理場では、たくさんの補助員さんが報告書作成にむけて、実測やトレース等の作業を進めています。今年度、私は、この埋蔵文化財センターで整理調査を担当することにな…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品145 エスチング・ハンマー
その他 2014年11月12日今回は、岩石を調べる道具の一つである「エスチング・ハンマー」をご紹介します。大工さんの使う金槌に似ていますが、岩石を研究するための専用道具です。このハンマーで岩石を叩き割り、割れた部分の様子をじっく…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品140 木製品の復元品
その他 2014年9月3日遺跡から出土する考古遺物は、ほとんどの場合破損しています。特に木製品は、もともとの素材が有機物であるために非常にもろくなっていて、油断するとあっというまに変形したり崩壊したりしてしまいます。そういった…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.132 変わらぬものを支える変わらぬ力「セメダインC」
その他 2014年5月14日セメダイン。おじさん世代にとって、とても懐かしい響きのある名前です。私が紅顔の美少年だった頃、夏祭りとお正月に、なけなしのお小遣いをはたいて、プラモデルを買うのが何よりの楽しみでした。零戦、メッサー…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.129 これぞ作業員さんの逸品! -自作スコップのその後-
守山市 2014年4月2日今回はNo.45で紹介された、東森さんの自作スコップのその後についてお話ししたいと思います。私が2年近く担当してきた守山市金森西遺跡の発掘調査は、平成25年10月末をもって現地調査が完了しました。その…
続きを読む
-
オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.124 高所作業車
その他 2014年1月22日私たちが行っている埋蔵文化財の発掘調査では、図面や写真で遺跡の状況を記録します。今回は、写真撮影に威力を発揮する高所作業車を紹介します。 おすすめの逸品No.77では、ローリングタワーについて紹介して…
続きを読む