道具・機材
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№367 山・森の現場の必需品―根切りバサミほか―
その他 2024年2月21日発掘調査の対象地は、様々な場所にあります。住宅街の中、田んぼの真ん中、線路の真横、川や湖の中、などなど。当然、山の中や森の中、ということもあります。それぞれの場所によって苦労のしどころが異なるのです…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№362 金属探査のお助けアイテム―金属探知機―
栗東市 2023年10月18日栗東市の出庭(でば)遺跡の調査のときでした。高野(たかの)・辻・出庭遺跡は古墳時代の大集落跡であり、鉄製品が出土することで知られています。古代において、鉄は貴重な素材であり、スーパーリサイクル素材な…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№361 ダンジョン攻略はしたことはありませんが…遺跡攻略の優れもの―携帯電話の”コンパス機能”―
その他 2023年9月27日遺跡の発掘調査成果を読み解くときに、方位はとても大事な情報となります。現代の街並みを思い浮かべると、道路や家の方向は大概あるまとまりで同じです。これは昔も同様で、典型的な例としては、平安京では条…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№359 製図ペンと製図ソフト
その他 2023年7月26日突然ですが問題です。写真に示しているこの道具は何でしょう? これは製図ペンといい、メーカー名にちなんでロットリングとも呼ばれています。発掘調査の成果をまとめた報告書には、遺構や遺物の図面が不可欠で…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №352 意外に便利ー文鎮ー
その他 2023年3月29日文鎮といえば、普通は書道で使う「アレ」ですよね。半紙を押さえる細長くて四角い金属の棒。皆さんも小学校の習字の授業などで触れたことがあると思います。実はその文鎮、私たちの仕事の中で、かなり活躍しているの…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №351ー土器を保護するー意外なものの再利用
その他 2023年3月22日出土した遺物をはじめ様々な文化財には、モノによっては空調が必要なものや極めて脆弱であるため気を使わなければならないようなモノもありますが、普通の土器でしたら大概の場合は収納箱にそのまま入れておいても大…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №349ー「展示室の隅っこで見たことある?―博物館の保存環境管理の道具―」
その他 2023年2月15日博物館で小学生の団体を案内していると、子ども達から「落とし物見つけました!」と声をかけられることがあります。渡されたものを見てみると、写真1のような小さな箱であることが時々あります。しかし、これは落と…
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調査員のおすすめの逸品 №344 遺跡を測る~オートレベル~
その他 2022年8月10日私たちは発掘調査によって、遺跡を記録していきます。けれどもそれらの記録は、方眼紙に描かれた線だけでは意味を成しません。三次元の情報である遺跡の姿を二次元の紙に写し取っているのですから、それを元の三次元…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №323 手に入れた空からの視点―小型無人機(ドローン)―
その他 2022年5月4日遺跡を空から撮影して調査することは、古くから行われていました。 日本では、1926年に千葉県姥山(うばやま)貝塚の発掘に際して、高度1000mから撮影された空中写真から遺跡の判読に使用されたのが最初…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №322 マグロ ―標本物語②―
その他 2022年4月27日年の瀬が迫る頃、ブーメラン状の黒い物体をリュックから覗かせたまま、帰路を急ぐ一人の男がいた(写真1)。家族や親戚が集い、彩られたモミの木の下で催される宴の場で食されるべく、客寄せとして寿司屋の店頭に飾…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第373回 遺跡めぐりの強いミカタ―遺跡説明版その3(大津市月輪3丁目)―
大津市 2022年3月9日前回、このコーナーで、遺跡説明板その1とその2を掲載してから5年弱がたちました。その1では大津市瀬田地区にある近江国府を新近江名所圖會第251回目に、その2では草津市・栗東市編として複数の遺跡の説明板…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №316 粘土―大昔から身近だった優れものの「素材」―
その他 2021年12月29日このコーナーで、以前、「焼成粘土塊(しょうせいねんどかい)」という遺物について紹介(調査員のおすすめの逸品No.307参照)しました。その際に、「混和材(こんわざい)」という、粘土に混ぜる砂粒・鉱物等…
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