東近江市
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品139 川跡から出てきた丸木-農具の原材-
東近江市 2014年8月20日本シリーズ123回目で、蛭子田遺跡から出土した「曲物」を紹介しました。今回もまた同じ蛭子田遺跡の川跡から出土した木製品について紹介します。 蛭子田遺跡は東近江市木村町にあり、名神高速道路蒲生スマートイ…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.123 何が入っていたんだろう?-古墳時代の曲物-
東近江市 2014年1月8日「曲物」と書いて皆さんはどう読みますか?「くせもの」ですか?「まげもの」ですか? 今回紹介するのは「くせもの」ではなく、もちろん「まげもの」の方です。 曲物とは、ヒノキやスギなどの薄い板を筒状に曲げて…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第161回 紅葉の「湖東三山」と「湖東三山スマートインターチェンジ」開通
東近江市 愛荘町 甲良町 2013年10月30日(甲良町池寺・愛荘町松尾寺・東近江市百済寺町) 今年も紅葉狩りの季節がやってきました。9月中頃に北海道大雪山に始まり12月にかけて九州に南下していくことから、桜前線に対して紅葉前線と呼ばれています。紅…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.117 槍から弓矢へ -相谷熊原遺跡で出土した長脚鏃-
東近江市 2013年10月9日今回ご紹介する逸品は、ちょっと「けったい」な石鏃です。 石鏃とは、弓矢の矢の先端に装着されるもので、先端にもかかわらず「矢尻(鏃:やじり)」(※)と呼ばれています。考古学では材質もあわせて説明するため…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第158回 木地師の村 その2
東近江市 2013年9月18日(東近江市君ヶ畑町) 東近江市の奥永源寺小椋谷は木地師の村。前回は蛭谷の筒井神社の紹介をしました。今回はその続き。 まず、筒井神社の旧跡の筒井千軒に行ってみましょう。筒井神社から登るとすぐに道は二手に…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第157回 木地師の村 その1
東近江市 2013年9月4日(東近江市政所町・蛭谷町) 白洲正子の名作『かくれ里』(1971刊行)には、近江が度々登場します。今回御案内する奥永源寺の小椋谷(おぐらだに)に展開する集落は、作品の中で「木地師(きじし)の村」として…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第155回 滋賀県最古級の前方後円墳-雪野山古墳-
東近江市 2013年8月7日(東近江市上羽田町・蒲生郡竜王町河守) 雪野山古墳は平成元年(1989)に未盗掘の状態で発見された前方後円墳です。東に東近江市域、北には遠く近江八幡市域、西には竜王町域が一望できる標高308.8mの雪…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.110 奇品中の奇品にして… -相谷熊原遺跡出土の石冠・土冠-
東近江市 2013年6月19日縄文時代草創期の土偶で一躍有名になった、東近江市永源寺相谷町の相谷熊原遺跡。鈴鹿山麓の調査事例は滋賀県ではこれまで少なかったことや、日本最古の土偶が出土したことなどから大きな注目を集めたことは、記憶に…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第143回 鈴鹿の山と遺跡 ―体で感じた山越えルート―
東近江市 2013年3月13日(東近江市) 滋賀県東部に連なる鈴鹿山地。滋賀県側から見ると穏やかに見える山容も、三重県側からでは急峻な壁のように見えます。長さ50㎞以上にわたって連なる1,000m級の山々は、今の私たちからみれば、…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第139回 渡来系の古墳-天狗前古墳群-
東近江市 2013年2月6日(東近江市横山町) 近江八幡市・東近江市・竜王町にまたがる雪野山の山頂付近には未盗掘の石室が見つかった雪野山古墳があります。山腹から山麓には総数200基以上を数える後期古墳が、存在しています。第19回…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第106回 織田淡水の墓
東近江市 2012年6月13日日本史上の有名人10名を挙げなさいと問われて、織田信長を選ばない人はまずいないと思います。ここ滋賀県には、安土城をはじめ信長に係わるものは数多くあります。ところが、その子孫となるとどうでしょう。ほとん…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第94回 修験道の聖なる山-太郎坊宮(阿賀神社)
東近江市 2012年3月21日東近江市小脇町 近江鉄道太郎坊駅から北へ1kmほどいくと、標高350mの赤神山(あかがみやま)の中腹にあり、“太郎坊さん”の名で親しまれている阿賀神社があります。 この太郎坊さん、約1400年前、欽明…
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