近江八幡市
-
新近江名所図会
新近江名所圖會 第263回 安土の笏谷石タイル
近江八幡市 2017年11月15日天正3年(1575)、長篠の合戦で武田勝頼を破った織田信長は、11月28日、家督と居城の岐阜城を嫡男信忠に譲り、自身は愛用の茶道具のみを携えて重臣佐久間信盛の屋敷へ御座を移し、翌年の1月中旬に丹羽長秀…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖會 第258回 湖東平野に築かれた県内屈指の大型円墳-住蓮坊古墳-
近江八幡市 2017年9月6日古墳といえば、上から見た形が鍵穴形をした前方後円墳を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、実は他にもさまざまな形のものがあり、なかでも数が最も多いのは円墳とよばれる古墳です。今回紹介する住蓮坊古墳(…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖會 第254回 家族で遊んで学ぶ夏休み。安土城考古博物館にカモン!
近江八幡市 2017年7月12日あるサイトが〈歴史上の人物検索ランキング〉を調べておられました。気になる第1位は誰でしょう。――答えは、やっぱりあの織田信長さん。坂本竜馬・沖田総司・徳川家康などの強豪を差し置いて、10万ポイント以上…
続きを読む -
オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第197回 明治のかおり漂う小学校建築-旧柳原学校校舎―
近江八幡市 2016年11月30日滋賀県立安土城考古博物館の所在する近江八幡市には、有名なウィリアム・メレル・ヴォーリスの建築をはじめ、多くの明治・大正・昭和期に建てられた近代建築があります。そして、安土城考古博物館の敷地内にも、明治…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖會第235回 収蔵室という名の科学施設 -滋賀県立安土城考古博物館の第一収蔵室-
近江八幡市 2016年10月12日近江八幡市にある滋賀県立安土城考古博物館では、出土した遺物などの整理作業を見学していただく回廊展示が設けられています。ここから見学できる施設のひとつに、第一収蔵室があります。この場所では出土した木製品…
続きを読む -
オススメの逸品
調査員オススメの逸品第176回 近江八幡市安養寺廃寺から出土した飛雲文鬼瓦
近江八幡市 2016年2月10日安養寺廃寺は近江八幡市安養寺町に所在する古代寺院跡です。古くは、膳所藩の藩学を務めた寒川辰清(さむかわとききよ)が1723年に完成させた『近江輿地誌略』に寺院跡の存在が記されています。寺院建物に使われ…
続きを読む -
オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第174回 未来の考古学者の力作展示-中学生の職場体験と一般公開のコラボレーション!
近江八幡市 2016年1月13日当協会の部署の1つに,滋賀県立安土城考古博物館内の整理調査課安土分室があります。今回,逸品として取り上げるのは,そこで生まれた〈力作展示〉です。 この分室の業務の柱は,県内の発掘調査で得た資料を発掘調…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第200回 安土城考古博物館の回廊展示-滋賀県立安土城考古博物館(その2)
近江八幡市 2015年5月27日今回ご紹介するのは、私どもの第二のホームグラウンド――安土城考古博物館です。特にその中には面した回廊展示にスポットを当ててご紹介しましょう。 安土城考古博物館は平成4年に誕生しました。その建物には、煉…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第185回 一本の大木が目印 トギス塚古墳と千増供古墳群
近江八幡市 2014年10月22日(近江八幡市千僧供町) 国道8号を野洲から近江八幡市街地へ向かって車で走り、六枚橋の交差点を左折して、県道14号を旧蒲生町方面に進んだあたりには、たくさんの遺跡があります。左前方の山には近江八幡市と東…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第174回 八幡掘とその界隈
近江八幡市 2014年5月21日第53回「秀次の夢の跡―八幡山城―」で少しふれましたが、八幡堀は天正13年(1585年)に豊臣秀吉の甥の豊臣秀次によって築かれた八幡山城の内堀です。開削当初から両側が琵琶湖とつながり、外的の侵入から城…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第171回 川と人との関わり-日野川編-
近江八幡市 2014年3月26日(近江八幡市) 私のライフワークの1つに、天井川の研究があります。天井川の研究は、京都大学防災研究所が防災という視点から活発に研究されていますが、私は職業柄、考古学の視点から天井川を見つめています。そ…
続きを読む -
新近江名所図会
新近江名所圖会 第167回 椿神社・御館前遺跡
近江八幡市 2014年1月29日(近江八幡市千僧供町) 今回は、第72回で紹介した「生命の泉-明神池-」のおすすめPointで取り上げた椿神社にスポットをあてます。社伝によると、椿神社は長和5年(1016)に大津市坂本にある日吉山王…
続きを読む