オススメの逸品
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調査員のオススメの逸品 №254 発掘作業の大事な“おとも”・・・一輪車
その他 2019年3月13日この連載では、発掘作業の中で私たち調査員が日常的に使う道具の数々が紹介されてきています。今回はその中から、「一輪車」をご紹介したいと思います。 「一輪車」といえば、皆さんはどのようなものをイメージする…
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調査員のオススメの逸品 №253 栗東市蜂屋遺跡の法隆寺式軒瓦
栗東市 2019年2月27日栗東市の蜂屋遺跡では、平成30年度の発掘調査において寺域の西辺を区画するとみられる溝跡が見つかり、そこから多量の瓦が出土するなど、古代寺院跡の存在を確実視できる成果が得られました。これについては、現地…
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調査員のオススメの逸品 №252 身近なようで身近じゃない?江戸時代の墓石
その他 2019年2月13日みなさんはどれくらいお墓参りに行きますか?お盆の時期だけや、春と秋の彼岸などの墓参りの時節だけでしょうか?お墓というと、縄文時代には土壙墓、弥生時代には甕棺墓や石棺墓、古墳時代には大きなマウンドを持つ…
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調査員のオススメの逸品 第251回 川底に据えられた謎の木枠(東近江市蛭子田遺跡)
東近江市 2019年1月30日このコーナーで私が紹介するのもかれこれ9回目となりました。滋賀県で遺跡の調査に係わり27年経ちますが、実は私あまりヒットすることがないんです。世に当たり屋と呼ばれ、どの遺跡へいっても注目するような遺物…
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調査員のオススメの逸品 第250回 卓越した職人技―4500年前の縄文時代の補修技術
大津市 2019年1月16日めっきり寒くなり鍋物が恋しいシーズンがやってきました。鍋物といえば土鍋がよく活躍します。金属性の鍋に比べ、加温の際、ゆっくり温度が上昇するので、食材のうまみが上手に引きだされ、芯までよく火が通るのに煮…
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調査員のオススメの逸品 第249回 自分の出身地が古代の木簡に!?―竜王町ブタイ遺跡の出土木簡―
竜王町 2019年1月2日ブタイ遺跡は蒲生郡竜王町大字山面字ブタイにある遺跡です。西方にある鏡山は、6世紀頃から須恵器を焼いていた窯跡群があり、鏡山古窯址群と呼ばれる県下最大の須恵器生産地跡といわれています。ブタイ遺跡は平成1…
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調査員のオススメの逸品 第248回 栗東市蜂屋遺跡から出土した忍冬文単弁蓮華文軒丸瓦
栗東市 2018年12月19日平成30年度の栗東市蜂屋遺跡の発掘調査において古代寺院跡がみつかりました。報道に大きく取り上げられ、11月3日の現地説明会には大勢の見学者があり、たんぼ道がまるで繁華街のように混雑するありさまでした。…
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調査員のオススメの逸品 第247回 ふだん使いの茶碗-大津市上田上牧遺跡の信楽焼丸碗
大津市 2018年12月5日上信楽山地を上流とする、大戸川の下流20㎞の左岸側の低地に、大津市上田上牧遺跡があります。遺跡の西側の高所には、従来、農業を生業としていた現在の牧町の集落があり、八幡神社に奉納されている宝永4年(17…
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調査員のオススメの逸品 第246回 東日本からの使者?大津市滋賀里遺跡出土遮光器土偶
大津市 2018年11月21日今回の調査員のオススメの逸品では、縄文時代の土偶を紹介したいと思います。土偶は調査員のオススメの逸品のなかでもすでに守山市赤野井浜遺跡出土の屈折土偶や、甲良町小川原遺跡出土のハート形土偶が紹介されてい…
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調査員のオススメの逸品 第244回 万能の塗料であり接着剤である“漆”
その他 2018年10月17日漆は、古くから食器や装飾品や調度品、建物など、様々なものに使われています。熱や湿気、酸やアルカリにも強く、腐敗防止、防虫の効果がある特性から素材の木製品等を長持ちさせることができるため、広い分野で利用…
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調査員のオススメの逸品 第243回 割られた土器の謎
その他 2018年10月3日東近江市下羽田遺跡の調査に従事している時、 ふと土器を見ると、周囲が打ち欠かれている須恵器に目が止りました。その後、白磁などの輸入陶磁にもそのような現象があるため、興味を持っていました。 その翌年の調…
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