オススメの逸品
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調査員のオススメの逸品 第242回 八幡瓦 ―在地瓦と記された銘・刻印―
大津市 近江八幡市 その他 2018年9月26日みなさんは、屋根の上に葺かれた「瓦」って、どれぐらい「眺めた」ことがありますか? 今日、屋根に葺かれている瓦の多くは、江戸時代に開発された「桟瓦(さんがわら)」と呼ばれる瓦の仲間です。それまでの瓦は、…
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調査員のオススメの逸品 第241回 甲賀市土山町〈山内ふるさと絵屏風〉~記憶のなかの風景を描く~
甲賀市 2018年9月12日誰もが幼い頃に心に刻み、未だに忘れることができずに心の奥に大切にしまっている風景があると思います。それら一人ひとりの大切なふるさとの記憶をカタチにし、それを地域の財産として後世に残していくことができれ…
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調査員のオススメの逸品 第240回 小石丸 多賀町大瀧神社に宿る「犬」
多賀町 2018年8月29日滋賀県文化財保護協会では、昨年度(2017年)より、多賀町の依頼を受けて歴史文化遺産(文化財)を資源として、町作りに活かすための事業を行っています。その中で出会ったのが「小石丸」です。小石丸は多賀町大…
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調査員のオススメの逸品 第238回 夏休みの自由研究企画⑥ 山中で眠っていた牛乳瓶/椿谷遺跡の出土品
大津市 2018年7月11日発掘調査といえば、はるか昔の時代をさぐる、という印象が強いかもしれません。しかし、今回は大正時代に操業したと考えられる石切場からみつかった牛乳瓶についてお話しします。 牛乳瓶がみつかった椿谷遺跡は、大…
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調査員のオススメの逸品 第237回 夏休みの自由研究企画⑤ 誰がために鏑矢(かぶらや)は鳴る?―福満遺跡出土の鉄鏃―
彦根市 2018年7月4日今回は「あの遺跡は今!Part25」+「レトロ・レトロの展覧会2018」の目玉展示のひとつ、福満遺跡からの出土品を紹介します。福満遺跡は彦根市域の南東部、南彦根駅から徒歩5分ほどのところに所在します。…
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調査員のオススメの逸品 第236回 夏休みの自由研究企画➃ 戦国の権力の象徴:桐紋の金具―彦根市佐和山城跡出土―
彦根市 2018年6月27日今回は彦根市に所在する佐和山城跡の出土遺物についてご紹介し、そのあと、現地探訪へお誘いします。この夏休みのお天気の良い日、カメラやスマホを片手に家族で訪ねて、もしよろしければ夏休みの自由研究などにも仕…
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調査員のオススメの逸品 第235回 夏休みの自由研究企画➂ 弓矢の復元実験
その他 2018年6月20日縄文時代の弓矢の復元実験をしています。弓は丸木弓、ヤジリは石鏃です。さて、どうなることやら。 1.弓 現在の和弓は竹を張り合わせて作られていますが、縄文時代の弓は丸木弓です。直径3~4㎝の小径の丸木で…
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調査員のオススメの逸品 第234回 夏休みの自由研究企画② 江戸時代の風流人‐大津廃寺跡出土の陶器‐
大津市 2018年6月13日今回は、第221回でも取り上げた滋賀県庁前にある大津廃寺跡の調査で出土した、江戸時代の一風変わった陶器についてご紹介します(遺跡の概要については第221回を併せてご参照ください)。 平成29年度に実施…
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調査員のオススメの逸品 第233回 夏休みの自由研究企画① 東洋伝統の秘技で〈文様〉を写し取れ! 墨を使ったコピーのワザと道具-拓本道具の三種の神器(画仙紙・墨・タンポ)-
その他 2018年6月6日今回は夏休みの自由研究の準備企画第1弾として、東洋伝統の秘技をご紹介します。その名も拓本!墨を使ったコピーのワザです。その時に使う三種の神器ともいえる道具が「画仙紙・墨・タンポ」の3つ。これを使って、…
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調査員のオススメの逸品 第232回 地域の歴史が早わかり/夏休みの自由研究にも使えるぞ!-『滋賀県の地名』(日本歴史地名大系25)-
その他 2018年5月23日わたしたちが行う発掘調査は現地での作業がメインとなりますが、現地調査が本格的に始まる前に様々な下調べを行います。調査対象となる遺跡周辺の歴史的環境を調べておくことで、見つかった遺構・遺物の解釈や評価に…
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調査員オススメの逸品 第231回 両刃鎌-通称ガリ-
その他 2018年3月30日我々調査員が、普段何気に使っている道具は、現場では通称で呼ばれることが多いものです。第230回にも登場した「ガリ」もそのひとつ。今回は若き調査員の視点で「ガリ」の思い出を語ります。 今回紹介するおすす…
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