古代
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.23 文字の書かれた下駄が出土? ―最古の牒木簡―
野洲市 2010年3月22日「下駄が出たのかな?」、溝の掘削中に長さ27cm、幅12㎝、厚さ2㎝の板が出土しました。よく見るとなにやら文字らしきものが書かれてあります。「これはもしかしたら古代の木簡ではなかろうか、でも、木簡とい…
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調査員のおすすめの逸品 No.10 無文銀銭なのに文字がある! -尼子西遺跡の無文銀銭-
甲良町 2009年9月21日無文銀銭はこのシリーズの第3回目でも紹介されましたが、今回は違った角度から無文銀銭にせまってみたいと思います。 「無文銀銭」といってピンとくる人はあまり多くないと思います。字をみればお金、しかも銀のお…
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調査員のおすすめの逸品 No.9 ぴかぴかの和同開珎-野畑遺跡出土の和同開珎-
大津市 2009年9月7日これは、私が財団法人滋賀県文化財保護協会に勤めて間もない時のことです。 当時、大津市の野畑遺跡の発掘調査をしていました。野畑遺跡は大津市南部の瀬田丘陵の端にあり、近江国庁関連の遺跡であろうと考えられて…
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調査員のおすすめの逸品 No.8 祭祀に使用された履物-大中の湖南遺跡出土の木製下駄-
近江八幡市 2009年8月24日遺跡から発見される遺物の中に使っていたときの痕跡が生々しく残っているものを時々見かけることがあります。今回は、平成12~13年度にかけて発掘調査を実施しました、大中の湖南遺跡出土の木製下駄をご紹介しま…
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調査員のおすすめの逸品 No.6 南滋賀町廃寺を飾る ―通称「サソリ文瓦」―
大津市 2009年7月27日667年中大兄皇子は藤原鎌足とともに、畿内から初めて外に設けられた都として大津宮へ遷都します。翌年に中大兄皇子は、天智天皇として即位します。仏教が百済から日本に伝わり約100年、依然として古墳が築造さ…
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調査員のおすすめの逸品 No.3 トラウマの無文銀銭
大津市 2009年6月15日1987年の夏、まだ若かった筆者(今でも気持ちだけは若い)は、瀬田唐橋の下流約80m付近の作業台船にいました。当時私は、琵琶湖総合開発に伴う埋蔵文化財発掘調査が本格化し始めた頃で、琵琶湖の中での工事に…
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