古墳時代
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第22回 百穴古墳群-渡来人の奥津城(おくつき)-
大津市 2010年11月4日大津市滋賀里エンマ堂 大津市の西部、比叡山の東麓一帯には、総数1,000基を越えるともいわれる古墳が密集しています。これら古墳お多くは、6世紀後半から7世紀前半(1550年~1450年前)に集中してつ…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第20回 皇子山古墳-琵琶湖を望む王の墓-
大津市 2010年10月20日大津市錦織1丁目 JR大津京駅から北西の方向に広がる住宅街は、天智天皇の大津宮である錦織遺跡をはじめ数多くの遺跡が見つかっている地域です。そのようななかにある、ひときわこんもりと木々が茂る丘陵の上に、…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第19回 八幡社古墳群-蒲生野の古墳群-
東近江市 2010年10月13日東近江市中羽田 「茜さす紫野ゆき標野ゆき野守は見ずや君が袖ふる」 万葉を彩る額田王のこの詩は大海人皇子との蒲生野を舞台とした万葉集を代表する恋の詩としてあまりにも有名です。 舞台となった蒲生野は現在の…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第16回 国分大塚古墳-住宅地の片隅に残る-
大津市 2010年9月22日大津市国分1丁目 瀬田川の左岸、瀬田の唐橋を西側に20分程歩いた住宅内にある前方後円墳をご存知でしょうか。大津市立晴嵐小学校の西へ750mの東海道新幹線と名神高速道路に挟まれた国分一丁目の住宅内に、児…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.34 赤い骸骨-宇佐山古墳群出土-
大津市 2010年8月23日箱式石棺の蓋石を1枚ずつ開けていくと、西端にあった蓋石の下から頭蓋骨が出土しました。発掘調査では、むかしの人々が使った住居などといった生活の痕跡が見つかったり、土器や石器などといった生活道具が出土した…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第1回 桐畑古墳(熊ケ谷1号墳)
大津市 2010年6月9日大津市滋賀里町熊ヶ谷 琵琶湖の西側、比叡山の東麓一帯には総数が1,000基ともいわれる古墳があります。これらの古墳群は、石室の形や出土している特殊な副葬品などから渡来人のお墓といわれています。 その一…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.12 環頭太刀-北牧野2号墳-
高島市 2009年10月19日「金ピカの出土品を掘り出す」発掘調査というとこんな言葉をイメージされる方も多いのではないでしょうか。 平成12年度に高島市マキノ町の北牧野古墳群で、2基の古墳を調査しました。調査の対象となった2基は、…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.1 大事なものはいつまでも ―多賀町木曽遺跡出土の懸垂鏡(けんすいきょう)―
多賀町 2009年5月18日今回紹介する逸品は、多賀町木曽遺跡から出土した鏡です。普通の鏡といえば、古墳でみつかるものと思う方が多いのではないでしょうか。そして、最も有名な鏡といえば「卑弥呼の鏡」と呼ばれる三角縁神獣鏡でしょう。…
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