近世
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.136 地域の歴史の宝庫―『近江輿地志略』
その他 2014年7月9日年度のはじめになると,自分が発掘調査を担当する遺跡がきまります。ただちに,事務所を設営したり,作業員さんを手配したり,といった準備作業に着手します。それと同時に,調査を担当する遺跡の所在する地域がどの…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.130 失われた景観を記録した絵図 -彦根築城以前の景観を描いた「彦根界隈絵図」-
彦根市 2014年4月16日景観(地形)は、地震・水害といった自然要因や、開発・改修といった人為的な要因など、さまざまな原因によって常に変化していきます。その時々の姿を記録することで、後の世に貴重な資料を伝えることになります。 …
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第170回 大規模治水工事の歴史 ―「百間堤」と「こうもり穴」―
大津市 2014年3月12日(大津市大物・八屋戸) 平成25年(2013)10月15・16日に滋賀県を通過した台風26号は、県内各地に多くの被害をもたらしました。大津市北小松の北比良山系から楊梅滝(第116回)を経て流れ下る滝川…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第165回 膳所城の忘れ形見―膳所城址と移築建物―
大津市 2013年12月25日(大津市本丸町) 昨年度に、大津市膳所城遺跡の発掘調査を担当しました。今回は、この発掘調査と、それとからめて膳所城の移築建物をご紹介しましょう。 膳所城は、大津市膳所の湖岸にあった江戸時代のお城です。…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第160回 楽しみながら守られ続ける古庭園「旧正蔵坊庭園」
大津市 2013年10月16日(大津市小関町) 滋賀県内には文化庁が名勝に指定している庭園が19件あり、文化財としての価値が評価された庭園は、滋賀県や市町指定のものも含むと、数は少なくありません。その背景には、歴史ある多くの寺社の…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第136回 東海道名物「豆腐田楽」発祥の地を訪ねて
栗東市 2013年1月16日江戸時代に安藤広重が描いた『東海道五十三次』(天保4年(1883))の浮世絵などで紹介されている、栗東市岡にある「豆腐田楽(でんがく)」発祥の地を訪ねて来ました。この地は、京都・江戸間を結ぶ旧東海道沿…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第106回 織田淡水の墓
東近江市 2012年6月13日日本史上の有名人10名を挙げなさいと問われて、織田信長を選ばない人はまずいないと思います。ここ滋賀県には、安土城をはじめ信長に係わるものは数多くあります。ところが、その子孫となるとどうでしょう。ほとん…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第102回 土山の宿場町を訪ねて
甲賀市 2012年5月16日甲賀市土山町 三重県との県境に接する甲賀市土山町、「坂は照る照る鈴鹿は曇る、あいの土山雨が降る」の馬子歌が有名です。江戸時代に「土山宿」という宿場町が置かれていました。土山宿は、江戸・京都間を結ぶ東海…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第101回 石垣に注目してみよう―彦根城
彦根市 2012年5月9日彦根市金亀町 彦根城は第92回でも取り上げていますが、今回は石垣について取り上げてみたいと思います。 彦根城の表門近くの内堀沿いに見られる[石垣]―[土塁]―[石垣]という3層構造は鉢巻腰巻石垣といい…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第92回 見どころたくさん―彦根城
彦根市 2012年3月7日彦根市金亀町 今回紹介するのは、彦根市にある彦根城です。彦根城は関ヶ原の戦いの後、1603年から築城が始まり1622年に完成しました。改修工事が行われたこともありますが、天守閣が築城当時の形を今に伝え…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第86回 近江商人発祥の地-五箇荘金堂町の街並み
東近江市 2012年1月25日東近江市五個荘金堂町 東近江市五箇荘は、江戸時代末期から昭和初期にかけて活躍した、近江商人発祥の地です。五個荘の近江商人は全国各地に進出して出店を持っていましたが、本宅には店としての機能をもたせなかっ…
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