歴史史料
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第418回 栗東の歴史を身近に体感!―栗東歴史民俗博物館―
栗東市 2024年4月3日栗東歴史民俗博物館は入館料が無料となっています(特別展開催時には観覧料が設定されることがあります)。休館日は月曜日と祝翌日、年末年始となっています。また展示替えのため休館となることがあります。 博…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №301 年に一度活躍(?)する、村を守る最強アイテム-大般若経
その他 2021年2月24日古いもの、使わなくなったものに対して、「博物館行き」という言葉がよく使われます。良い意味で使われることが少ないように思うので、私は好きではありませんが、博物館で収蔵・展示している資料の大部分が、実社会…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №300 地図から読み解く歴史-古地図と発掘調査
長浜市 2021年1月27日発掘調査をおこなうときには古地図などを使った事前調査を行います。古い地図を子細に調査し、その場所の歴史を知ろうというわけです。 古い地図といえば、伊能忠敬(1745~1818年)が測量を行って精度の高…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第331回 近江天保一揆の舞台に佇む天保義民碑(野洲市)
野洲市 2020年12月2日みなさんは「天保義民」という言葉をご存じでしょうか。江戸時代後期の天保年間(1831~1845)に各地で百姓一揆が起きた際に犠牲になった人々のことを指しています。近江国内でも天保13年(1842年)1…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №281 日本の中世史を知るためにぜひ読んでほしい一冊 永原慶二著『日本中世の社会と国家』
その他 2020年3月4日日本の歴史の中で平安時代の後半から戦国時代頃までは中世史に分類されます。この中世という時代は、権力が貴族から武士に移った時代とされます。ではその武士がなぜ権力をもてたのか。そこで今回はそれらの疑問に答…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №280 滋賀県指定文化財「滋賀県行政文書」~近江の考古学黎明期を探る史料~
守山市 2020年2月26日道路工事や宅地開発などに伴って、県や市の教育委員会などが事前に遺跡の発掘調査を行うことが日本でルール化されたのは、前回の東京オリンピックが開催された高度経済成長の頃です。それ以前は、大学教授が研究目的…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第298回 焼けた鉄斧をつかむ鉄火裁判の記念碑 ー日野町雲迎寺ー
日野町 2019年7月31日鉄火裁判(火起請)をご存じでしょうか。中世から伝わる在地の裁判の一つです。鉄火裁判は争う双方が神前で、熱した鉄片や鉄斧を手に受け、無事につかみ取った者、ヤケドが少なかった者が勝者となる残酷な裁判です。…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第268回 扇状地の宿命か!?水不足と戦ったひとびとの足跡「一ノ井堰之碑」
甲良町 2018年1月24日滋賀県は、豊かな水源に恵まれ、発展の途を歩んできました。その中心となるのはもちろん琵琶湖ですが、昨今では湖に注ぐ河川とそれを巡る町並みの美しさが評価された自治体もあります。 滋賀県の湖東地域に所在する…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第172回蜜柑の贈り物-安土城考古博物館蔵「六角承禎書状」
2015年12月9日現在も、お中元やお歳暮といった年中行事で、あるいは人の誕生や成人・婚姻などの祝儀やお見舞い等のさいに、人から人へ贈り物が受け渡されます。それらの多くは、社会のなかで、人と人とが円滑な関係を結ぶための機…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第198回 江戸時代の大地震―寛文地震とその痕跡-大津市葛川町居町・葛川梅ノ木町
大津市 2015年4月29日最近、阪神淡路大震災や東日本大震災等の大規模地震の頻発から日本列島が地震の活動期に入ったといわれるようになりました。滋賀県は大規模な災害が少ない地域であると思われがちです。しかし、歴史はこの地がたびた…
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オススメの逸品
調査員おすすめの逸品第154回 古代の辞書―『和名類聚抄』
その他 2015年3月25日安土城考古博物館の館蔵資料の中には、古代や中世の展示にしばしば登場する近世の版本があります。今回は、その中のひとつ、『和名類聚抄』(わみょうるいじゅうしょう)をご紹介したいと思います。展示の中では、主…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.136 地域の歴史の宝庫―『近江輿地志略』
その他 2014年7月9日年度のはじめになると,自分が発掘調査を担当する遺跡がきまります。ただちに,事務所を設営したり,作業員さんを手配したり,といった準備作業に着手します。それと同時に,調査を担当する遺跡の所在する地域がどの…
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