その他
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第433回 高島市大溝に残る水道遺構
高島市 2025年12月3日人が生活するために必要なものの一つに「水」があります。前回紹介した水道遺構(第279回「旧逢坂山隧道東口に残る上水道遺構~南部水道」)に続いて、高島市大溝に残る近世の水道遺構を紹介します。 大溝の…
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調査員の履歴書
『インタビュー/調査員の履歴書』№27 小さい頃の遊び場から・・
2025年11月13日Q 自己紹介をお願いします。 A 籠尾拓幸(かごおひろゆき)です。調査課に所属しています。滋賀県内の遺跡で発掘調査をしています。 Q ありがとうございます。現在この滋賀県文化財保護協会で働いている籠尾…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第429回 野洲川田園空間博物館の魅力――屋根のない博物館を歩く
守山市 2025年9月4日野洲川は鈴鹿山系を源に琵琶湖へそそぐ滋賀県最大級の河川で、流域では古くから氾濫を繰り返した暴れ川として知られてきました。とりわけ下流域では、洪水堆積で川床が周囲の地面より高くなる「天井川」が発達し、…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№378 【番外編】インターン実習生、人生初めての展示に挑む!
大津市 2025年8月27日今回のおすすめの逸品は【番外編】。当協会に、大学生3名がインターンシップ実習生として学びに来てくれました。実習では、人生初めての展示とその解説に挑戦してくれました。以下、その内容と成果の紹介を、大学…
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調査員の履歴書
『インタビュー/調査員の履歴書』№23 人材育成/いま一番の楽しみは「若手の試み」の先
2025年6月12日Q お名前とご所属をお願いします。 A 瀬口眞司です。いまは企画整理課に所属しています。 Q これまで2回インタビューしてきました。最初は2022年で、学生時代の思い出を聞きました。2回目は2023年…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№373 古代人の火起こし道具~守山市赤野井湾遺跡出土の火錐臼
守山市 2025年1月22日考古学関係の施設で開催される体験学習では、勾玉作りなどと並ぶ人気コンテンツとして、「火起こし体験」があります。一般的なパターンとしては、写真1のような組み合わせの道具を使うものです(図1)。棒に円盤…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第422回 忍びの里へようこそ―甲賀流リアル忍者館―
甲賀市 2024年8月28日皆さんは、日本遺産をご存じでしょうか?世界遺産は知ってるけど、日本遺産は?知らないな~という方が多いかもしれません。 日本遺産とは、文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストー…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第421回 伝説の白拍子・祇王ゆかりの水路をめぐる―祇王井川ほか―
野洲市 2024年7月3日野洲市中北にある祇王寺(ぎおうじ)は、鎌倉時代に成立した『平家物語』に登場する、平清盛に寵愛された白拍子(しらびょうし)の祇王の菩提を弔うために建立された寺です(写真1) 。白拍子とは、男装して当…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第411回 義仲・芭蕉ゆかりの地を訪れる―大津市義仲寺―
大津市 2024年1月10日義仲寺(ぎちゅうじ)は、JR膳所(ぜぜ)駅・京阪膳所駅の北約300mに位置する国史跡です。木曽義仲と松尾芭蕉の墓所として知られ、近隣のみならず全国から多くの人が訪れています。 木曽義仲は、源頼朝の…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第409回 日向山と新たに見つかった古墳群―栗東市六地蔵遺跡―
栗東市 2023年12月20日栗東市の北東部に所在する日向山(にっこうやま)は標高222.9mの小高い山です。それほど高さはないものの、平野に面して立地することから遠くからでもその姿を眺めることができます(写真1)。 この山の…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第407回 道路になった河川―栗東市六地蔵~旧葉山川河道―
栗東市 2023年11月22日前回に続いて、今も残る旧河道のお話しをします。 栗東市六地蔵を起点とする県道116号線(六地蔵草津線)は、六地蔵集落の南側に位置します。緩やかにカーブしながら手原に向かっている道路は、一見すると普…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第401回 ここが起点です!―瀬田の唐橋―
大津市 2023年9月6日過去に何度もこのコーナーで紹介され(第42回・58回・351回)少しベタかなと思いますが、あえて瀬田の唐橋を取り上げることとしました。 瀬田の唐橋は古代には「勢多橋」と呼ばれ、『日本書紀』をはじめ…
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