大津市
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第262回 本県の産業文化の殿堂たらしめん - 滋賀県立産業文化館
大津市 2017年11月1日大津市打出浜に建つ滋賀県立琵琶湖文化館は、滋賀県初の総合レジャー施設、総合博物館として昭和36年(1961)に開館しました。現在は施設の老朽化等を理由に休館中となっていますが、今後、滋賀県が新たに整備…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第220回 どっちが表?―滋賀里遺跡出土の将棋駒―
大津市 2017年10月25日琵琶湖の西側を南北に走っている湖西線は、昭和49年(1974年)に開通しました。湖西線を作るときに行われた発掘調査で、興味のあるものが見つかっています。それは将棋の駒です。発掘調査が行われたのは昭和4…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第261回 こんなところに老舗博物館~JR大津京駅ミニ展示~
大津市 2017年10月18日JR湖西線は、日本国有鉄道湖西線として、昭和49年(1974年)9月20日に開業しました。路線上にある多くの遺跡で発掘調査が実施され、非常に大きな成果があがりました。この成果を社会に還元すべきであると…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第260回 「大日山」の掘削 ―大津市黒津町―
大津市 2017年10月4日近年、地球温暖化の影響なのか1時間あたりの雨量が50mmを超える雨が頻発し豪雨災害を招くなど、雨の降り方が局地化、集中化しています。先日の台風18号の上陸の際も、誰もが豪雨に見舞われないか、心配された…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第216回 過去と現代 しじみが語る人間と貝の深い関係
大津市 2017年8月30日島根県の宍道湖と共に滋賀県の琵琶湖は日本でも有数のシジミの産地です。琵琶湖のセタシジミは、その名の通り、すでに約7000~6500前の縄文時代早期末から瀬田川周辺で捕獲されています。瀬田川の畔に築かれ…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第253回 聖武天皇のお宿 大発見⁉ 膳所(ぜぜ)城下町遺跡
大津市 2017年6月28日今年の夏の「土用の丑の日」は、7月25日(火)と8月6日(日)の2日だそうです。この日に食べるものとして知られているのが、ウナギですよね。どうしてウナギなのかは諸説あるようですが、平賀源内が旬でない夏…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第251回 遺跡めぐりの強いミカタ-遺跡説明板その1 近江国庁編
大津市 2017年5月31日文化財として指定されている神社や寺院、あるいは城といった建築物などを訪ねると、大概はその対象となる文化財についての説明が書かれた案内板を目にします。いずれも石造、金属・コンクリート等でできています。こ…
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新近江名所図会
新近江名所圖會第236回 昔の姿に思いを馳せる-大津市北小松港-
大津市 2016年10月26日「街道をゆく」で司馬遼太郎が最初に訪れたのは大津市の一番北、琵琶湖西岸の小さな港町「北小松」です。司馬の紀行文は、北小松港が古代に朝鮮半島との関わりのなかで設けられた港で、「高麗津(こまつ)」の名残り…
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新近江名所図会
新近江名所圖會第234回 「鴟尾」を焼いた須恵器の窯-大津市山ノ神遺跡
大津市 2016年9月28日「鴟尾」・・・訓読みでは「とびのお」と読みますが、「しび」と読みます。奈良の東大寺のような古い寺院の大屋根中央の大棟(屋根の一番高いところ)の両端に付けられた飾りです。鳥の羽のような、魚のような、ブー…
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新近江名所図会
新近江名所図會第222回 金勝山と産業遺産「オランダ堰堤(えんてい)」
大津市 栗東市 2016年4月13日大津市と栗東市にまたがる金勝山の麓にオランダ堰堤があります(写真1)。このオランダ堰堤は明治時代に建設された砂防堰堤で、ハイキングコースの入り口の一つ、上桐生のバス停から草津川を少し上流側へ向かった付…
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新近江名所図会
新近江名所圖會第221回 「美の城」と歌われた琵琶湖文化館 ―吉井勇歌碑
大津市 2016年3月30日●文化館前の歌碑 琵琶湖の湖上に浮かぶ滋賀県立琵琶湖文化館(大津市打出浜地先)の前池には、一つの大きな石碑があります(写真1)。打ちつける湖の荒波にもびくともしないその堅固な石碑には、時折、水鳥たちが…
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新近江名所図会
新近江名所圖絵 第217回 石場と小船入の常夜燈
大津市 2016年2月3日●石場の常夜燈 滋賀県立琵琶湖文化館と琵琶湖ホールの間にある湖岸公園の一角に常夜燈が立っており、行きかう人がしばしばこの燈を見上げています。常夜燈とは、文字通り一晩中つけておく明かりのことです。湖岸公…
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