投稿者: shigabunkazai
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品第168回 江州音頭―近江人の心に染みる逸品―
豊郷町 2015年10月14日夏の暑さも厳しさを増すころ、よく耳にするのが江州音頭です。聞くとつい口ずさんでしまうのは、あちらこちらから流れてくるからでしょうか。それとも、小さいころから聞き親しんできた盆踊り唄であるからでしょうか…
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新近江名所図会
新近江名所圖絵第209回 現代の武士が活躍する城-高島市清水山城跡-
高島市 2015年10月7日今回は高島市新旭町熊野本・安井川にある清水山城についてご紹介したいと思います。 高島の地では、嘉禎元年(1235)に佐々木高信が田中郷の地頭となり、鎌倉~戦国時代末にかけてその一族である「高島七頭」が…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第167回 測量野帳―調査を記録し、記憶する緑のノート―
その他 2015年9月30日私たちが日々の発掘調査現場で使っている手帳―それは「測量野帳」です。この手帳は,片手に収まるサイズ(巾約10㎝×高さ約17㎝)で,しっかりした芯のある緑色の厚紙表紙なので,机のない野外でもノートを手に…
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新近江名所図会
新近江名所圖会第208回 膳所六万石城下町の出入口
大津市 2015年9月24日慶長6年(1601年)に徳川家康のよって築城された膳所城については、新近江名所圖絵165号等でご紹介しました。今回は旧東海道に設けられた膳所城下町への出入口についてご紹介します(図1)。 大津市粟津町…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品第166回 「糊」は「買う」のでなくて「作る」もの -文化財で使う糊-
その他 2015年9月16日第148話で、古文書や文化財に貼る和紙のラベルには、墨と筆で文字を書くというお話をしました。長い年月を生きぬき、これからも伝えていかなければならない古文書に、後の保存に悪影響を与える「異物」を付けては…
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新近江名所図会
新近江名所圖絵第207回 大津蔵屋敷の面影を訪ねて(その2)
大津市 2015年9月9日前回に引き続き、江戸時代の港湾都市大津を訪ねる旅を続けましょう。 京阪浜大津駅の南側を通る道を線路に沿って東に進むと、すぐにNTT西日本滋賀支店のビルが見えてきます。この支店の敷地がかつての彦根藩大津…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品第165回粉もんの立役者「石臼」
その他 2015年9月2日「粉もん」は、私たちの日常の食生活にとって欠かせません。洋食ではパン・パスタ、和食では蕎麦・うどん・素麺が代表格ですし、話題のB級グルメでは、お好み焼き・タコヤキ・ヤキソバ・ラーメンがあります。もし粉…
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新近江名所図会
新近江名所圖絵第206回 大津蔵屋敷の面影を訪ねて(その1)
大津市 2015年8月26日江戸時代、大名の格式を決める基準となったのは、所領から取れる米の量(石高)でした。石高の大小によって、城を持てるか、それとも陣屋で我慢しなければならないかなどといった大名の格式を幕府は細かく定めていま…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品第164回 塩津神社の石燈籠
長浜市 2015年8月19日琵琶湖の一番北の集落、塩津は北陸から都(京都)に送る物資を琵琶湖の水運に乗せるための「港まち」として栄えていました。その繁栄ぶりは、近年の発掘調査によって次々と明らかになり、注目されているところです。…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第205回 静寂にたたずむ江戸の名残-大庄屋諏訪家屋敷
守山市 2015年8月12日中山道を中心に、今日もますます発展を続けている守山市。現在では守山駅周辺が中心となっていますが、かつてこの地域の中心は、中山道と湖岸の赤野井港を結ぶ交通の要衝であった赤野井だったといわれています。そし…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品第163回 埋蔵文化財センターの展示ケース―正しい「鍵穴」?
その他 2015年8月5日昨年度に引き続き、今年も「レトロ•レトロの展覧会」を担当することになりました。この展覧会は、昨年度に実施した発掘調査の成果をいち早くお知らせする調査成果速報展で、これを見れば、私どもの協会が昨年に実施…
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