新近江名所図会
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新近江名所圖会 第48回 2万5千年の歴史をもつ集落-関津-
大津市 2011年5月4日大津市関津 琵琶湖から流れ出で、宇治川、淀川と名前を変えながら大阪湾に通じる瀬田川、関津はこの瀬田川の東岸に位置します。 関津の東には田上平野とも称される水田地帯がひろがっています。田上(たなかみ)平…
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新近江名所圖会 第47回 カミの宿る岩-長命寺の磐座-
近江八幡市 2011年4月27日近江八幡市長命寺町 西国観音巡礼第31番札所長命寺は、様々な祈願のため、善男善女が参拝する名刹です。 琵琶湖を望む長命寺山の中腹にあり、かつて白洲正子が「近江で一番美しいところ」と絶賛した景勝地でもあ…
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新近江名所圖会 第46回 中世の薫り漂う湖辺の集落-菅浦-
長浜市 2011年4月20日長浜市西浅井町菅浦 琵琶湖北岸、葛籠尾崎半島の西側にある小湾に面した湖畔の平地から段丘上に立地する小さな集落、菅浦。 北側に山を背負い、北風が当たらず、琵琶湖の水温調節作用と相まって、冬が厳しい湖北地…
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新近江名所圖会 第45回 名所に囲まれた湖底の縄文遺跡―粟津湖底遺跡とその周辺
大津市 2011年4月13日大津市粟津 ご好評いただいている「近江新名所図絵」。平成22年度のフィナーレを飾るのは、近江随一の名所に囲まれた縄文遺跡――粟津湖底遺跡です。 粟津湖底遺跡の始まりは、約10,000年前の縄文時代早…
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新近江名所圖会 第43回 矢橋の帰帆と矢橋道
大津市 2011年3月30日草津市矢橋 「瀬田へ回れば三里の回り ござれ矢橋の舟に乗ろ」と江戸時代に謡われた矢橋(やばせ)は、歌川広重の近江八景に描かれた「矢橋帰帆」の港です。 矢橋の地は「近江のや 矢橋の小竹を 矢はがずて ま…
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新近江名所圖会 第42回 大ムカデ退治、今に!-瀬田の唐橋-
大津市 2011年3月23日大津市瀬田 琵琶湖から注ぎ出る唯一の川、瀬田川にかかる橋のひとつが唐橋です。 唐橋がかかる付近には、国道1号、名神高速道路、東海道新幹線、東海道本線(琵琶湖線)が通っており、京都方面に行くための主要な…
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新近江名所圖会 第41回 車窓から見える田園の古墳群-木村古墳群-
東近江市 2011年3月16日東近江市川合町 名神高速道路下りの黒丸PAを越えてしばらく走ると、左手に2基の古墳が見えます。これらが木村古墳群の久保田山古墳(くぼたやま)と天乞山古墳(あまごいやま)です。 木村古墳群は、雪野山と布…
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新近江名所圖会 第40回 北近江を散策する-丸子船の館-
長浜市 2011年3月9日長浜市西浅井町大浦 かつては湖上交通の船や漁船でにぎわったという大浦は、いまは静かな港です。港や葛籠尾崎半島を望む湖岸には、ベンチや散策できるようなところもあり、渺々たる琵琶湖をのんびり満喫できるとこ…
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新近江名所圖会 第39回 江戸の旅人気分を満喫する-石部宿場の里-
湖南市 2011年3月2日湖南市雨山 江戸時代には、現在のJR草津線石部駅の北側に延びる旧東海道沿いに、石部宿が置かれていました。石部宿は東海道五十三次の51番目の宿場で、京都を早朝に出発した旅人が草津宿を通過して最初に泊まる…
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新近江名所圖会 第38回 境目の城-佐和山城
彦根市 2011年2月23日彦根市佐和山 石田三成の城として有名な佐和山城跡は、中山道鳥居本宿と旧松原内湖に挟まれた小高い山に位置しています。 佐和山は犬上郡と坂田郡の境目に位置し、中山道が東麓を通り、北側に朝妻、西側に松原の港…
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新近江名所圖会 第37回 殿様気分にひたりながら-水口城資料館-
甲賀市 2011年2月16日甲賀市水口町本丸 水口は古くから伊勢神宮参詣の要所として、室町時代には宿場町が形成されました。 転機となるのは天正13年(1585年)に羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が関東に対する軍事的要地とし、家臣の中村…
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