新近江名所図会
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新近江名所圖會 第392回 歩道に建てられた謎の石柱―野洲川旧河道の名残―
守山市 2023年5月17日守山市につくられた「びわこ地球市民の森」は、未来の子供達のために楽しめる森づくりの場としてオープンしました。面積42.5ヘクタールの敷地に5つのゾーンを設けた公園は、休日になると多くの人々で賑わいま…
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新近江名所圖會 第391回 旅人を照らした巨大な常夜燈-旧東海道横田の渡し跡-
甲賀市 湖南市 2023年5月10日内業勤務に異動になって丸3年。整理調査の業務そのものはもちろん好きなのですが、発掘調査の現場仕事とは違って、体力を使うことがだいぶん少なくなりました。通勤で自宅や職場から最寄り駅まで毎日自転車を漕ぐ…
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新近江名所圖會 第390回 「これやこの~」―大津市関寺の牛塔―
大津市 2023年4月26日逢坂(おうさか)の関近く、関蝉丸神社の下手に一般に関寺(せきでら)の牛塔(うしとう)と呼ばれる巨大な石塔が建っています。この付近一帯にはかつて関寺という大寺院があり、万寿二年(1025)の『関寺縁起…
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新近江名所圖會 第389回 安土城より古い石垣―観音寺城跡 伝御屋形の石垣―
近江八幡市 2023年4月5日戦国時代、京都を追われた足利将軍家を保護するなど中央政界に確固たる地位を築いた近江守護の六角定頼(さだより)が天文21年(1552)に没すると、嫡男である義賢(よしかた)が家督を継ぎます。義賢もまた、…
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新近江名所圖會 第388回 近江商人が残した地震の記録 ―日野町日枝神社の石鳥居―
日野町 2023年3月15日東日本大震災から12年の歳月が過ぎようとするなか、被災地域でも甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市に新しい街が再建されるなど、復興が進みつつあります(写真1)。 一方で、地震への関心が薄れることにより、…
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新近江名所圖會 第387回 膳所城下町を散策する―大津口から膳所神社―(後編)
大津市 2023年3月8日前編の名所圖會第386回は大津口から旧東海道に沿って膳所城跡まで膳所城下町(ぜぜじょうかまち)の見どころをご紹介しました。後編の第387回では前回に続き、中大手門から膳所神社方向に向かいます。 3.中…
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新近江名所圖會 第386回 膳所城下町を散策する―大津口から膳所神社―(前編)
大津市 2023年3月1日膳所(ぜぜ)界隈にはさまざまな見どころがあります。今回は城下町の北の入り口(大津口)から膳所神社にかけて、城の名残や城下町のたたずまいなどを見学しながら2回に分けてご紹介します。膳所の城下町は、北の大…
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新近江名所圖會 第385回 黒金門跡―特別史跡安土城跡―
近江八幡市 2023年2月8日安土城跡は織田信長が勢力を全国に拡大しようと目論み、その拠点として築いた城です。歴史上の人物として一番人気を誇る信長のことですから、彼の造った城を見に訪れる方はあとを絶ちません。しかし残念ながら、安土…
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新近江名所圖會 第384回 江戸時代の町人文化を伝える―大津祭曳山展示館
大津市 2022年12月14日JR琵琶湖線の大津駅と京阪石坂線のびわ湖浜大津駅周辺に広がる町並みは、江戸時代には「大津百町」と呼ばれていました。戦国時代に大津城の城下町として誕生したあと、江戸時代になると東海道・北国海道の宿場町と…
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新近江名所圖會 第383回 岩間寺―大津市と宇治市の境の山寺
大津市 2022年11月9日岩間寺(いわまでら)は正式には岩間山正法寺(しょうほうじ)と称し、真言宗醍醐派、西国三十三所第十二番札所としてよく知られ、滋賀県大津市と京都府宇治市の境にある標高443mの岩間山の中腹にあります。 こ…
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新近江名所圖會 第382回 大津宿を訪ねて―逢坂峠から浜大津付近までを歩く―
大津市 2022年10月19日江戸時代にたいへん賑わっていた、大津宿の逢坂峠(おおさかとうげ)から浜大津付近までを歩いてみました。大津宿は、江戸時代に大名などが参勤交代に利用した、東海道に設けられた宿です。京都から大津宿までは、3…
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新近江名所圖會 第381回 カメカメエブリバディ―カメにまつわるお話―草津市南笠町治田神社
草津市 2022年8月31日NHKの朝ドラ「カムカムエブリバディー」が終わりはや数か月が経ち、このネタを使うのは古いのではと言われるかもしれませんが、過去のシリーズで「チコちゃんに叱られる!」「サラメシ」をネタに取り込んだので、…
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