オススメの逸品
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調査員のおすすめの逸品 №312 縄文土器を復元しよう!―体験学習の相棒たち―
その他 2021年8月25日滋賀県立安土城考古博物館では、夏休み期間中に体験学習を毎年実施しています。今回はその中でも「子ども考古学教室」の相棒たちである、縄文土器の文様の原体(げんたい:文様をつけるための道具)を紹介します。 …
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調査員のおすすめの逸品 №311 地味だけど重要な遺物―関津城と生津城から出土した壁土―
大津市 2021年7月28日一般に「お城」といえば「瓦葺きで白壁の天守があって、石垣があって…」と、姫路城や彦根城などの姿をイメージされる方が多いと思いますが、これらは「近世城郭」と呼ばれる日本の築城レベルが到達点に達した段階の…
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調査員のおすすめの逸品 №310 毛髪式温湿度計―博物館の保存環境管理の道具―
その他 2021年7月14日博物館では、文化財の保存環境について、温湿度、虫菌類、室内汚染物質、光などの定期的な測定や調査を行っています。 なかでも温度や湿度は、急激な変化が文化財の構成材料の伸縮の原因になり損傷につながるだけで…
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調査員のおすすめの逸品 №309 ヒメグルミのペンダント―縄文人のおしゃれアイテム―
大津市 2021年7月7日縄文時代の遺跡における“くるみ”の出土例は、北海道から九州までの広範囲におよび、時期的にも草創期から晩期までの各時期にわたります。そのほとんどは自然由来のものか食料残滓として知られていますが、それとは…
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調査員のおすすめの逸品 №308 縄文土器と調査員の鑑識眼
その他 2021年6月30日発掘調査に従事する調査員は、しばしば、警察の鑑識に例えられることがあります。テレビの警察のドラマで、事件現場の草叢をしゃがみながら鑑識の人が証拠品を探し、残された小さな証拠品を発見し、見つけてビニール…
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調査員のおすすめの逸品 №307 焼けた粘土のカタマリー焼成粘土塊/その正体は? ー
2021年6月9日「粘土を捏ねて粘土紐を作り、その粘土紐を積み上げて土器の形を作り、表面に文様をつけて、乾燥させて、火で焼く。」これは縄文土器そのものを丁寧に観察することで見えてくる、縄文土器を作る大まかな工程・手順で…
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調査員のおすすめの逸品 №306 火の用心ー江戸時代の防火と桟瓦ー
その他 2021年5月19日江戸時代、「火事と喧嘩は江戸の華」と言われるほど火事が多かったことをご存じの方も多いでしょう。明暦3年(1657年)の明暦の大火(江戸)をはじめとして、享保9年(1724年)の妙知焼(大坂)、天明8年…
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調査員のおすすめの逸品 №305 そのカーブが人を惑わす?米原市入江内湖遺跡の縄文時代の釣針
2021年5月12日発掘調査をしておりますと、調査員がドギマギしてしまうような逸品がしばしば出てまいります。そんな時の現場はたいてい大騒ぎ。おのずと皆のテンションも上がります。発掘調査はやっぱり楽しいもの。今回ご紹介いた…
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調査員のおすすめの逸品 №304 居酒屋から標本まで-標本物語①
その他 2021年4月14日突然ですが、このバラバラに集められたもの(写真1)は一体何であると思いますか? その答えは、ブタの4本足のうち、左後ろ足先のホネです。一本分の足先を構成しているホネの数はなんと、49個!このよみものを…
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調査員のおすすめの逸品 №303 思いもよらない道具の使い方-土嚢袋編-
その他 2021年3月31日どこの遺跡の発掘現場でも使われる物の一つに土嚢(どのう)袋があります。土嚢とは、化繊で編まれた袋の中に土砂などを詰め込んだもので、土木工事などの現場や水害時の緊急措置をはじめ戦闘地などでも塹壕や障壁の…
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調査員のおすすめの逸品 №302 冷や汗”は極上のスパイス!? 終了間際に顔を出した巨大な遺物 ―草津市黒土遺跡出土の刳り抜き井戸―
草津市 2021年3月17日わたしたちが発掘調査を行う際に、いつもに頭に入れておかなければならないことがあります。それは、発掘調査の期間です。あらかじめ計画された期間の中で、できうる限りの記録をとることにより、その遺跡の在りし姿…
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調査員のおすすめの逸品 №301 年に一度活躍(?)する、村を守る最強アイテム-大般若経
その他 2021年2月24日古いもの、使わなくなったものに対して、「博物館行き」という言葉がよく使われます。良い意味で使われることが少ないように思うので、私は好きではありませんが、博物館で収蔵・展示している資料の大部分が、実社会…
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