考古資料
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №329《滋賀をてらした珠玉の逸品⑥》古墳時代人の姿をうかがう人物埴輪ー供養塚古墳出土人物埴輪ー
近江八幡市 2022年6月10日■滋賀県でも数少ない全形のわかる人物埴輪 「はにわ」と聞いて皆さんが頭に浮かべられるのは、人や動物をかたどった人物埴輪・動物埴輪ではないでしょうか。でも、姿全体がわかるような残りの良い人物埴輪・動物埴…
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調査員のおすすめの逸品 №328《滋賀をてらした珠玉の逸品⑤》日本ではんこ文化が始まったころー高島市鴨遺跡出土銅印ー
高島市 2022年6月8日印章は、一般的には「はんこ」とよばれます。会社や個人などが所有し、役所に出す書類や契約の書類、配達物の受取書など様々な書類で証明や確認をしめすのに必要なものでした。動物の角や金属、木などでできた立派…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №327《滋賀をてらした珠玉の逸品④》装飾品からみえる湖北地域の古墳時代ー長浜市・涌出山古墳ー
長浜市 2022年6月3日北陸縦貫自動車道の上り線、旧高月町(現長浜市)あたりを走っていると、左手に小さな山がみえてきます。この山、涌出山(ゆるぎやま)といいまして北陸縦貫自動車道の工事の際に古墳が発見されました。 涌出山古…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №326《滋賀をてらした珠玉の逸品③》作りかけの磨製石剣?ー守山市服部遺跡出土の石器ー
2022年6月1日守山市服部(はっとり)遺跡は、昭和49年夏、野洲(やす)川の改修工事に際して発見された遺跡です。工事の最中に、弥生時代から鎌倉時代の遺物が大量に散布することが明らかになり、急遽発掘調査が実施されまし…
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調査員のおすすめの逸品 №324《滋賀をてらした珠玉の逸品①》湖畔に生きた縄文人ー滋賀里遺跡の人骨ー
大津市 2022年5月25日当協会は令和2年度に設立50周年を迎え各種記念事業を計画してきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により、それら記念事業を先送りしてきました。今年度、ようやくそれらを開催する運びとなり、こ…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №318 琵琶湖を挟んだ二つの地域をつなぐ貴重な遺物―上御殿遺跡出土の石釧―
高島市 2022年2月2日上御殿(かみごてん)遺跡は、琵琶湖の西岸北部に位置する高島市鴨から安曇川(あどがわ)町三尾里(みおざと)にかけて広がる遺跡です。高島平野の南部を流れる鴨川の左岸にあたり、JR湖西線の安曇川駅からは南西…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №317 近代化の痕跡―彦根市松原内湖遺跡出土の汽車土瓶―
彦根市 2022年1月26日遺跡の発掘調査で見つかるものは、その場所で調査時点以前に営まれた活動の痕跡ですから、縄文時代のように何千年も前の古いモノもあれば、数年前の極めて新しいモノもあります。先日、広島市のサッカースタジアム…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №314 実りの秋を彩る逸品―「どんぐり」―
大津市 2021年11月24日“どんぐりコロコロ どんぶりこ…♪”。 広く知られた童謡で、秋を象徴する「どんぐり」が登場します。近年では「どんぐり」といえば“トトロ”でしょうか。幼い頃に童謡を口ずさみ、野山や公園で実を拾った方も…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第363回 山間の田んぼの中に黒い物体が・・・―檜尾神社の黒鳥居―
甲賀市 2021年11月10日三重県伊賀市と滋賀県甲賀市甲南(こうなん)町のあたりは、小さな丘陵の谷間を縦横無尽に通る道がたくさんあり、自転車やオートバイでお散歩するのがとても楽しいところです。どこが県境か分かり難く、気が付けば三…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第351回 擬宝珠(ぎぼし)に残る江戸時代のおもかげ―瀬田の唐橋―
大津市 2021年8月4日近江八景の一つ「瀬田の夕照」で知られる瀬田の唐橋(写真1)については新近江名所圖会第42回・第58回にて紹介されていますが、今回は少し違った視点から唐橋をご紹介したいと思います。 唐橋は古代より畿内と…
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