遺跡
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第92回 見どころたくさん―彦根城
彦根市 2012年3月7日彦根市金亀町 今回紹介するのは、彦根市にある彦根城です。彦根城は関ヶ原の戦いの後、1603年から築城が始まり1622年に完成しました。改修工事が行われたこともありますが、天守閣が築城当時の形を今に伝え…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第90回 今なお謎多きびわ湖の貝塚-蛍谷貝塚その2
大津市 2012年2月22日大津市蛍谷 今回は第89回(前回)ご紹介した蛍谷貝塚の続編です。もう少し詳しく、この貝塚をみてみましょう。 蛍谷貝塚は、伽藍山南側の谷口に位置する石山貝塚とともに、戦前からその所在は知られていました。…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第89回 歩道下に残された縄文時代の貝塚 ―蛍谷貝塚
大津市 2012年2月15日大津市蛍谷 瀬田川の右岸、国道422号を下った瀬田の唐橋と石山寺の間の山側に車道より50㎝程高くなった歩道部分があります。なぜ、この部分だけ高くなっているのか、その理由をご存知でしょうか。実はこの周辺…
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新近江名所圖会 第88回 浅井三代の城-小谷城
長浜市 2012年2月8日長浜市湖北町伊部 小谷城は浅井三代の城として知られ、昨年の大河ドラマの主人公であった江の生まれた城です。佐々木六角氏の観音寺城や尼子氏の月山富田城などと共に、日本五大山城に数えられています。小谷城の縄…
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新近江名所圖会 第86回 近江商人発祥の地-五箇荘金堂町の街並み
東近江市 2012年1月25日東近江市五個荘金堂町 東近江市五箇荘は、江戸時代末期から昭和初期にかけて活躍した、近江商人発祥の地です。五個荘の近江商人は全国各地に進出して出店を持っていましたが、本宅には店としての機能をもたせなかっ…
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新近江名所圖会 第85回 古代の滋賀県庁-近江国府跡
大津市 2012年1月18日大津市大江・三大寺 瀬田唐橋の東1㎞の丘陵上、神領団地に隣接して近江国庁跡があります。 ここには、奈良時代の中ごろから平安時代の前半(8世紀中ごろ~10世紀後半)までの200年あまり、古代近江国を統治…
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新近江名所圖会 第83回 墳丘が残る平地の前方後方墳 -滋賀県指定史跡・神郷亀塚古墳
東近江市 2012年1月4日東近江市長勝寺八ノ坪 全長36.5mを測る神郷(じんごう)亀塚古墳は、発掘調査が実施された当時(平成13年)、新聞紙上で「最古級(3世紀前半)の前方後方墳」として注目をあつめました。 滋賀県内では皇子…
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新近江名所圖会 第80回 鍛冶屋敷遺跡-紫香楽大仏に関する重大な発見-
甲賀市 2011年12月14日甲賀市信楽町黄瀬 聖武天皇は、天平14年(742)から16年(744)にかけて5回も紫香楽を訪れています。紫香楽に心惹かれた聖武天皇は紫香楽での大仏造立を宣言し、ここに仏教の聖地を築くことを目指したの…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第78回 大正時代にタイムスリップ-旧伊庭家住宅
近江八幡市 2011年11月30日近江八幡市安土町小中 近江八幡市には、「ヴォーリズ建築」と呼ばれる和洋折衷の独特な建造物がいくつかあります。これらはアメリカ人建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計による建物で、市の指定文化財に…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第75回 失われゆく風景 -失われた鉄路の痕跡その2:旧近江今津駅
高島市 2011年11月9日高島市今津町 滋賀県内では、近年急速に開発が進んできました。その結果、これまではごく普通に目になじんでいた光景が失われつつあります。その風景を新近江名所図絵の一つとして、ご紹介しようと思います。 第1…
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新近江名所圖会 第73回 依智秦氏の里-依智秦氏の里古墳公園
愛荘町 2011年10月26日愛知郡愛荘町上蚊野 渡来系氏族の「依智秦」氏をご存知でしょうか。おそらく「秦」氏といえば、京都の嵯峨野周辺を本拠地とし、弥勒菩薩で有名な広隆寺やお酒の神様で有名な松尾大社、そして聖徳太子とも関わりのあ…
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新近江名所圖会 第66回 浅井三姉妹:お初の新居-高島市大溝城跡
高島市 2011年9月7日高島市勝野 織田信長が天下統一を目指し安土に壮大な城を築いたころ、琵琶湖の対岸である高島に大溝城が築かれました。そして、信長の甥にあたる織田信澄が天正6(1578)年に入城し、城主となりました。この城…
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