縄文時代
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調査員のおすすめの逸品 №347ー食生活を支えた縄文人の知恵~アク抜きした”とち”の実を食す~
その他 2022年11月23日実りの秋を迎え、果実や木の実が美味しい季節となりました。これらには昔から食されてきたものがある一方、現代ではほとんど食べられなくなったものもあります。“とち”の実もそのひとつです。近年では、多くは“と…
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調査員のおすすめの逸品 №332《滋賀をてらした珠玉の逸品⑨》琵琶湖の縄文人に安心を与えていた最新型の精霊像ー大津市粟津湖底遺跡第3貝塚の土偶ー
大津市 2022年6月22日今回ご紹介するのは縄文時代の土偶です。土偶とは人の形を模して作った土製品です。今回は特に大津市粟津湖底(あわづこてい)遺跡の第3貝塚から出土した土偶を逸品としてご紹介します。 粟津湖底遺跡は、大津市…
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調査員のおすすめの逸品 №322 マグロ ―標本物語②―
その他 2022年4月27日年の瀬が迫る頃、ブーメラン状の黒い物体をリュックから覗かせたまま、帰路を急ぐ一人の男がいた(写真1)。家族や親戚が集い、彩られたモミの木の下で催される宴の場で食されるべく、客寄せとして寿司屋の店頭に飾…
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調査員のおすすめの逸品 №309 ヒメグルミのペンダント―縄文人のおしゃれアイテム―
大津市 2021年7月7日縄文時代の遺跡における“くるみ”の出土例は、北海道から九州までの広範囲におよび、時期的にも草創期から晩期までの各時期にわたります。そのほとんどは自然由来のものか食料残滓として知られていますが、それとは…
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調査員のおすすめの逸品 №305 そのカーブが人を惑わす?米原市入江内湖遺跡の縄文時代の釣針
2021年5月12日発掘調査をしておりますと、調査員がドギマギしてしまうような逸品がしばしば出てまいります。そんな時の現場はたいてい大騒ぎ。おのずと皆のテンションも上がります。発掘調査はやっぱり楽しいもの。今回ご紹介いた…
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調査員のおすすめの逸品 №296 縄文人の秋の味覚・クリー大津市粟津湖底遺跡出土クリ
大津市 2020年11月11日秋の味覚の代表といえば、クリ。この季節になると、コンビニのデザートコーナーもクリフェアーが開催されています。鋭いトゲをもつ外皮からのぞくツヤツヤとした茶色の果皮に、その果皮に包まれた種子の部分(私たち…
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調査員のおすすめの逸品 №288 湖底から掘り起こされた縄文スウィーツ-粟津湖底遺跡出土種実類
その他 2020年7月8日春から夏、秋に向かって、果物や野菜がますます美味しい季節となります。6月にはキィウィやラズベリーが全盛、もう少ししたらブドウもいいですね。この頃になるとよく、粟津湖底遺跡からみつかった小さな種実類に思…
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調査員のおすすめの逸品 №287 いにしえ人のイレズミ-赤野井浜遺跡出土黥面土偶と土偶形容器
守山市 2020年6月24日このコーナーでは、縄文時代の出産を表す逸品(調査員の逸品No.20)、 最果てのハート形土偶-小川原遺跡(甲良町)-(調査員の逸品No.169)と2点の土偶を紹介してきました。今回は、縄文時代の出産を…
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調査員オススメの逸品 第182回 繊細優美な縄文人 ‐金森西遺跡出土の漆塗櫛‐
守山市 2016年5月6日去る平成28年3月末をもちまして、私が長らく担当してきました守山市金森西遺跡の発掘調査報告書が刊行され、すべての調査が無事に終了しました。金森西遺跡についてはNo.138でご紹介したように、古墳時代前…
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調査員のおすすめの逸品 No.110 奇品中の奇品にして… -相谷熊原遺跡出土の石冠・土冠-
東近江市 2013年6月19日縄文時代草創期の土偶で一躍有名になった、東近江市永源寺相谷町の相谷熊原遺跡。鈴鹿山麓の調査事例は滋賀県ではこれまで少なかったことや、日本最古の土偶が出土したことなどから大きな注目を集めたことは、記憶に…
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調査員のおすすめの逸品 No.84 安土弁天島遺跡の玦状耳飾
近江八幡市 2012年7月17日近江八幡市安土町下豊浦 休日に街中などを歩いていますと、さまざまなファッションに身を包んだ人たちがいることがわかり、現代日本において価値観がさまざまであることの一端を垣間見ることができます。中には色と…
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