長浜市
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №327《滋賀をてらした珠玉の逸品④》装飾品からみえる湖北地域の古墳時代ー長浜市・涌出山古墳ー
長浜市 2022年6月3日北陸縦貫自動車道の上り線、旧高月町(現長浜市)あたりを走っていると、左手に小さな山がみえてきます。この山、涌出山(ゆるぎやま)といいまして北陸縦貫自動車道の工事の際に古墳が発見されました。 涌出山古…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第341回 長浜平野を拓いた人物が眠る墓-長浜茶臼山古墳
長浜市 2021年3月24日長浜市と米原市旧山東町との境に連なる横山丘陵。そのもっとも北の部分は、龍が伏(臥)せたような姿に似ていることから「臥龍山」と、先端部は龍の鼻先を模して「龍ヶ鼻」と地元では呼ばれています。この場所は、す…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第324回 新しいのか?古いのか?最北の前方後円墳-長浜市塩津丸山古墳群-
長浜市 2020年9月16日琵琶湖の最北端、塩津の地に1基の前方後円墳と3基の円墳で構成される古墳群があります。その名は塩津丸山古墳群。滋賀県最北部に所在する古墳群として知られています。 古墳群が築かれた場所は、古代末から中世の…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №286 日本初のオイルタンカー琵琶湖に就航する-塩津港遺跡出土常滑焼大甕
長浜市 2020年6月3日琵琶湖最北端の港「塩津港」はかつて京と北陸を結ぶ重要港として大変栄えたところでした。最近行われた発掘調査によりその実態が少しずつわかるようになってきました。その一つがオイルタンカーの就航です。 12世…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №279-1 浅井氏と朝倉氏との交流の証 長浜市 小谷神社石造狛犬 (前編)
長浜市 2020年2月5日◆はじめに 近江が神仏習合美術の宝庫であることは、改めて言う迄もありません。神像彫刻の重文指定件数は、47都道府県中第一位であり、懸仏もまた、他府県を圧倒する厖大な遺品が伝存しています。そして、狛犬に…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第307回 民俗学者宮本常一の足跡とともにー長浜市茶わん祭の館-
余呉町 2019年12月4日第220回で少しだけご紹介した、昭和39(1964)年に廃線となった旧北陸線(柳ヶ瀬線)の中之郷駅跡(写真1)ですが、この中之郷駅がまだ現役で活躍していた昭和13(1938)年3月、この駅から東に峠を…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第292回「余呉湖に眠るもうひとつの伝説」
長浜市 余呉町 2019年4月24日「余呉湖」は滋賀県の北東部にある長浜市に所在し、琵琶湖の北方に位置します。余呉湖畔には“川並”集落がひっそりとたたずんでいます。湖は“鏡湖”ともいわれ、風のない日の湖面には四季折々の景色が映し出され、…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第271回 羽衣伝説の残る神秘の湖・余呉湖~北近江の密やかな愉しみ~
余呉町 長浜市 2018年3月7日滋賀県の北東部にあるJR米原駅から北陸本線に乗り換えて福井県敦賀方面に向かうと、8つ目が余呉駅だ。ホームから改札へは線路を渡っていく。周囲は昼間はひたすらのどかな景色なのであるが、陽が落ちて宵口には途…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第214回 土の下の「超状態」
長浜市 2017年8月2日写真1は骨で作られた笄(こうがい)です。髷(まげ)を留めるために使われた整髪具です。1000年ほど前のもので、長浜市の塩津港遺跡から出土しました。 珍しい遺物ですが、骨製品自体が発掘調査で出土すること…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第255回 北陸自動車道「小谷城スマートインターチェンジ」周辺
甲賀市 2017年7月26日平成29年3月25日(土)、北陸自動車道に小谷城スマートICが開通しました。このスマートICの名称はすぐ東側に位置する史跡小谷城跡に因みます。小谷城跡は戦国武将浅井長政の居城です。長政は織田信長の妹お…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第181回 コロボックルの道具?-長浜市塩津港遺跡出土ミニチュア品
長浜市 2016年4月20日平成24年度から琵琶湖の一番北の港「塩津港」の遺跡(塩津港遺跡)で発掘調査を行っています。塩津港は琵琶湖水運を通じて北陸と京を結ぶルート上の港であり、日本列島の要港でした。今は静かな街並みの塩津浜です…
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