大津市
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 №265 麒麟がいた 大津市坂本所在 西教寺の麒麟
大津市 2019年8月14日2020年度のNHK大河ドラマの主人公は明智光秀だとか。タイトルは「麒麟がくる」だとか。麒麟とは中国の神話に現れる伝説上の霊獣で、獣類の長とされ、鳥類の長である鳳凰と対比されます。形は鹿に似て、顔は龍…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第291回 過去の道、今の道、現在に伝わる古代の官道の跡
大津市 2019年4月17日現在、過去、未来、人が歩くところに道があります。道には野山の道から多くの車が行きかう国道までいろいろな道があります。京都から大津、草津とつながる国道1号は、現在の湖南地域の幹線道路として、日々、朝夕、…
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オススメの逸品
調査員のオススメの逸品 №255 はたして本物か?―大津市関津遺跡出土の「二朱銀」と骨董市の「二分判金」―
その他 2019年3月27日ある日、私は骨董市へ行って様々な骨董品を眺めていました。実は、趣味である将棋の盤と駒を探しに出向いたのですが、将棋セットを探し当てる前にある品物に目が留まりました。そこには、たくさんの貨幣が小さな容器…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第285回 明智左馬之助湖水渡り伝承の地・大津市打出浜
大津市 2018年12月14日大津の湖上に浮かぶ滋賀県立琵琶湖文化館(大津市打出浜地先)の前には、「明智左馬之助湖水渡ところ」と刻まれた石碑があります(写真1)。 明智左馬之助こと明智秀満は、織田信長の重臣・明智光秀の娘婿とされる…
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オススメの逸品
調査員のオススメの逸品 第247回 ふだん使いの茶碗-大津市上田上牧遺跡の信楽焼丸碗
大津市 2018年12月5日上信楽山地を上流とする、大戸川の下流20㎞の左岸側の低地に、大津市上田上牧遺跡があります。遺跡の西側の高所には、従来、農業を生業としていた現在の牧町の集落があり、八幡神社に奉納されている宝永4年(17…
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オススメの逸品
調査員のオススメの逸品 第246回 東日本からの使者?大津市滋賀里遺跡出土遮光器土偶
大津市 2018年11月21日今回の調査員のオススメの逸品では、縄文時代の土偶を紹介したいと思います。土偶は調査員のオススメの逸品のなかでもすでに守山市赤野井浜遺跡出土の屈折土偶や、甲良町小川原遺跡出土のハート形土偶が紹介されてい…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第282回 安土城に次ぐ近江の名城 坂本城跡
大津市 2018年10月31日戦国~安土・桃山時代に来日し、キリスト教の布教活動をおこなったルイス・フロイスは著書『日本史』の中で次のようなことを述べています。 「(前略)それは日本人にとって豪華壮麗なもので、信長が安土山に建てた…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第279回 旧逢坂山隧道東口に残る上水道遺構~南部水道 大津市
大津市 2018年9月5日新近江名所図会第15回で紹介された、旧逢坂山隧道東口のトンネルポータルhttps://www.shiga-bunkazai.jp/shigabun-shinbun/best-place-in-shig…
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オススメの逸品
調査員のオススメの逸品 第238回 夏休みの自由研究企画⑥ 山中で眠っていた牛乳瓶/椿谷遺跡の出土品
大津市 2018年7月11日発掘調査といえば、はるか昔の時代をさぐる、という印象が強いかもしれません。しかし、今回は大正時代に操業したと考えられる石切場からみつかった牛乳瓶についてお話しします。 牛乳瓶がみつかった椿谷遺跡は、大…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第265回 石山観光会館―石山貝塚の「貝層剥ぎ取り断面」が観られる現地の施設―
大津市 2017年12月13日瀬田川の川辺、伽藍山の南麓に位置する石山寺、その石山寺の山門前にある駐車場の地下には、縄文時代の貝塚が眠っていることは、このシリーズでも何度かお伝えしてきました(第10回・第122回)。今からおよそ8…
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オススメの逸品
調査員オススメの逸品 第221回 江戸時代の水道職人 ‐大津廃寺跡の上水道施設‐
大津市 2017年11月8日平成29年5~7月にかけて滋賀県庁前にある大津廃寺跡の発掘調査を担当しました(写真1)。現在は出土した遺物や記録した図面・写真などとともに、安土城考古博物館内にある整理室に移って整理調査を行っています…
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