公益財団法人滋賀県文化財保護協会では、滋賀県土地開発公社からの依頼により、滋賀県教育委員会を調査主体とし、滋賀竜王工場団地造成事業に伴う堤ヶ谷遺跡の発掘調査を、平成23年度から実施しており、今年度で最終年度を迎えます。
発掘調査では、縄文時代から近代にかけての多様な遺構・遺物が確認されました。とくに、弥生時代中期(約2000年前)の集落跡は、稲作に適さない丘陵上に営まれており、防御的な性格をもった高地性集落であることが明らかとなりました。
こうした調査成果を踏まえて、平成27年2月1日に現地説明会を開催いたしました。
現地説明会にて配布した資料はこちらからダウンロードしていただけます。

2015年2月2日(月曜日)