私たちの仕事
発掘調査
現地説明会
滋賀県内にはおおよそ4,600ヶ所の遺跡(埋蔵文化財包蔵地)が存在しています。公共事業を含めた開発事業(道路・河川等の整備、宅地開発、農地の区画整理)などで破壊が避けられない場合は、発掘調査(現地調査)をして記録を保存していきます。
また、発掘調査終了後には、出土した遺物(土器、瓦、鉄製品、石製品、木製品)などを整理し、その成果を調査報告書として刊行する業務を実施しています。これらの現地調査や整理調査を実施する際には、生の資料(現地の遺構や遺物)を地域の皆さんに見ていただく機会を積極的に設けています。これが現地説明会です。
記者発表・資料提供
発掘調査や整理調査で、新たな発見などがあった時には、マスコミ等を通じてその成果の発信を積極的に行っています。これが記者発表や資料提供となります。
発掘調査や整理調査において、実際に現地に足を運んでいただいて遺構や遺物を見ていただく機会が現地説明会ですが、記者発表や資料提供は、遺跡や遺物の価値をより広く、早く知っていただく機会として、現地説明会を補う役割を持っています。