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明王院・地主神社遺跡記者発表(2007年9月)資料

2007.9.28 実施
明王院・地主神社遺跡
庵室は、建物を全解体した後、全面発掘調査を行ないました。調査の結果、16世紀前半頃まで機能していた前身基壇が出土しました。基壇の端には石積が施されていました。
出土した前身基壇は現在の基壇石垣よりも2~3m程北側で出土し、今よりも内側にあったことが分りました。さらに、前身基壇の主軸方位は、現在の基壇石垣より約10°東に傾いていたことも分かりました。前身基壇上からは11世紀後半~16世紀前半頃の土器類が出土しており、少なくともこの間は前身基壇上に建物が存在していたと考えられます。

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