公益財団法人滋賀県文化財保護協会では、滋賀県文化スポーツ部文化財保護課からの依頼を受け、国土交通省近畿地方整備局滋賀国道事務所が工事を計画している一般国道8号野洲栗東バイパス建設に伴う発掘調査を平成30年度から実施しており、現在も調査継続中です。
今年度の調査では、大きな谷状の自然地形と古墳時代前期から奈良時代にかけて形成された複数の溝が確認されたほか、その両岸に古墳時代前期頃の竪穴建物や方
掘立柱建物、方形周溝墓等がつくられていたことがわかってきました。
地元の方々を対象とした現段階の調査成果の説明会を令和2年10月4日に開催しました。
※当日配布した資料はコチラダウンロードできます。(PDF:約2MB)