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高島市上御殿遺跡の現地説明会 配布資料(2025.7.19)

 令和7年7月19日(土)の午後、高島市安曇川町に所在する上御殿遺跡の発掘調査現場で、一般の方々を対象とした説明会を開催しました。当日は快晴で、猛暑にもかかわらず、157名の方々が参加をいただきました。本当にありがとうございました。

 今回のメインは、ずばり弥生時代後期から古墳時代前期にかけてのムラが見つかったことです。昨年度から行っている発掘調査では、弥生時代後期~古墳時代前期(約1,800~1,700年前)頃に人々が住んでいた竪穴建物14軒見つかりました。また、これらとともに当時使われていた土器や石器等が出土しています。出土した遺物のなかには遺跡内・周辺で作られたもの以外に、他地域からもたらされたものも含まれていました。

 説明会にご参加いただいた皆さんには、見つかった竪穴建物を間近に見ていただきながら,調査員による解説を聞いていただきました。さらに, 出土した遺物についても、調査員が詳しく説明いたしました。炎天下,ご参加いただいた皆様には本当に感謝です。

写真 出土遺物の説明

 なお、当日配布した資料はコチラからダウンロードできます。また,出土遺物は解説パネルとともに、令和7年7月20日(日)から8月31日(日)の間、中江藤樹・たかしまミュージアムロビーにて出土遺物と解説パネルを展示しています。中江藤樹・たかしまミュージアムは、最近リニューアルされ、高島市の遺跡・遺構にかかわる文化財が多数展示されていますので、おすすめです(下記地図参照)。ぜひご覧ください。

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