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ブタイ遺跡(竜王町)で出土した付札木簡について

出土した木簡

公益財団法人滋賀県文化財保護協会では、竜王町教育委員会からの依頼により、工場用地整備工事に伴うブタイ(ぶたい)遺跡の発掘調査を平成28年7月から12月にかけて実施しました。
 発掘調査では、奈良時代の建物跡や運河的機能を有すると考えられる大溝が発見されました。大溝からは多量の須恵器や木器とともに、人名の記載がある木簡が出土しました。みつかった遺構は、遺跡西側にある県下最大の須恵器生産地である鏡山古窯址群(かがみやまこようしぐん)に関連する公的施設と考えられ、出土した木簡に書かれた人名は、何らかのかたちで須恵器生産に関係する地元の人物と考えられます。
 なお、現地調査は終了しています。

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