イベント/展示/講座

大津市里西遺跡の現地説明会の配布資料(2023.01.29)

検出された多角形建物
検出された多角形建物


 公益財団法人滋賀県文化財保護協会では、滋賀県文化スポーツ部文化財保護課からの依頼により、大津市に所在する里西遺跡の発掘調査を令和2年度から実施しています。これまでの調査の結果、弥生時代から室町時代にかけての集落に関する遺構を検出し、それらに伴ってさまざまな遺物が出土しました。
 本年度の調査では、調査対象地の北端にあたる調査区で弥生時代後期~終末期頃(1,800~1,900年前)の竪穴建物2棟を検出し、同時期の集落の存在を確認することができました。また、検出した竪穴建物のうち1棟は平面形が五角形をした大型のものでした。
 今回の調査により新たに発見された大戸川沿いに立地する弥生時代後期~終末期頃の集落について、現地説明会を令和5年1月29日に開催しました。

 当日配布した現地説明会の資料はコチラからダウンロードできます。(PDF1.8MB)

Page Top