公益財団法人滋賀県文化財保護協会では、令和6年度11月から守山市土地開発公社からの依頼により産業用地開発事業に伴う事前発掘調査を守山市笠原南遺跡において実施しています。
今回の調査は、笠原西地区1工区の調査に目途がついたことに伴い、その成果を公開いたします。調査の結果、弥生時代末から古墳時代初頭の溝・井戸・掘立柱建物・周溝墓等、古墳時代から鎌倉時代の川跡が検出されました。そして、当該時期の土師器、須恵器、灰釉陶器、黒色土器、木製品がみつかりました。
特に、弥生時代末の前方後方形周溝墓が2基直列に並んでいる光景は壮観です。
当日は、現地を公開するとともに、出土した遺物も展示いたしますのでご覧になることができます。
日時:令和7年(2025年)10月5日(日)14時から (1時間程度)
場所:笠原南遺跡発掘調査現場(守山市笠原町地先) 地図はコチラ
(アクセス)JR琵琶湖線 守山駅から湖国バス木の浜線 笠原口下車 徒歩20分
※駐車スペースが少ないので、公共交通機関での来場をお願いします。
※受付から説明会会場までは足下が悪いので、ご注意ください。
※動きやすく、汚れてもよい服装をお勧めします。
連絡先:公益財団法人滋賀県文化財保護協会
TEL:077-548-9780 (9:00~17:00)