平成23年度春季特別展 『大岩山銅鐸から見えてくるもの』【在庫無】
平成23年度春季特別展
『大岩山銅鐸から見えてくるもの』
2011年4月 A4版 109頁 【完売】
発行:滋賀県立安土城考古博物館
平成23年に開催された特別展の図録。
今から130年前・50年前の二度にわたって滋賀県野洲市の大岩山で発見された24個の銅鐸。この銅鐸をめぐる問題点や歴史的意義について、同時代の多数の銅鐸から迫ります。
目次
- プロローグ 大岩山銅鐸の発見
- 明治の大発見
- 昭和の大発見
- 第一章 大岩山銅鐸総覧
- 明治14年出土の銅鐸
- 昭和37年出土の銅鐸
- 第二章 突線鈕式銅鐸の成立と展開
- 突線鈕式銅鐸成立以前
- 突線鈕1式銅鐸
- 近畿式銅鐸
- 三遠式銅鐸
- 第三章 「複数埋納」を考える
- 扁平鈕式段階以前
- 突線鈕式段階以後
- エピローグ 銅鐸祭祀の終焉~埋納と放棄と~
- 欠片になった銅鐸~銅鐸の分配?再利用?~
- 近江弥生文化の中での銅鐸の位置付け~大岩山銅鐸と伊勢遺跡との関係~
- 本文編1 扁平鈕式以後の銅鐸(難波洋三)
- 本文編2 大岩山銅鐸の特質(進藤武)
- 付編