シリーズ近江の文化財 005 古代近江の渡来文化【在庫無】

シリーズ近江の文化財 005
古代近江の渡来文化
公益財団法人滋賀県文化財保護協会
2012年3月 ISSN 2185-3533
※完売いたしました
近江の古代遺跡には、渡来人や渡来文化の痕跡が色濃く残されている。最近の発掘調査成果と文献資料を材料として、湖国の渡来文化を今一度洗い直してみたい。
- 第1章 プロローグ―意味の彼方から
- 渡来文化とは何か
- 東アジアの情勢と日本
- 遠賀川系土器
- 渡来文化の源流
- トピック1 韓国金海貝塚と近江系土器
- 第2章 韓國より渡り来て
- 近江に華咲く渡来文化
- 騎馬文化の波及―新開1号墳の渡来系文物
- あたらしい土器づくり―須恵器・韓式系軟質土器
- 日韓の製鉄技術
- 渡来人研究の先駆け
- 古代のコリアタウン―穴太遺跡
- トピック2 金剛寺野古墳群を推理する
- 住まいの文明化
- 農耕具に見る渡来文化
- トピック3 百済との交わり語る「とっくり」
- 渡来人の証とは
- 第3章 エピローグ―渡来文化の広がり
- 大津宮と渡来人
- 近江の古代仏教と渡来人
- トピック4 近江に眠る渡来人伝承
- 文字の利用と広がり
- 瀬田の唐橋(勢多橋)
- 古代における渡来文化の広がり