令和2年度春季特別展 『信長と光秀の時代-戦国近江から天下統一へ』
令和2年度春季特別展 「信長と光秀の時代―戦国近江から天下統一へ」
2020年4月 A4 103頁
発行:滋賀県立安土城考古博物館
定価:1,500円(税込み)
送料:150円(1冊のみ注文の場合)
信長や光秀が活躍した16世紀後半は、中央政権の力が弱まった結果、各地の戦国大名が領国支配を固め勢力拡大のために戦い、民衆は生命や財産を守るために団結し自治を行う、混乱しつつも活気にあふれた時代でした。加えて、ヨーロッパ世界と出会い、その文化や信仰・文物がもたらされることで、大きな変化を余儀なくされた時代でもありました。
そのような中、明智光秀は天下統一への道を歩む信長と出会い、家臣として実力を発揮して信長を支えますが、最終的に本能寺の変で謀叛を起こします。
光秀と信長。彼らの生きた時代を、残された資料から紹介します。
【目次】
総論「中世という時代と信長・光秀」
第1章
中世の景観と社会
近江の風景
村の自治と商人たち
近江の支配者と国衆たち
南蛮社会との交流
銭から米へ
第二章
近江から天下統一へ
信長と光秀の出会い
元亀争乱と光秀の台頭
天下人信長
本能寺の変
【主な掲載資料】
◎は重要文化財 △は県指定文化財 □は市町指定文化財
◎近江名所図(滋賀県立近代美術館蔵)
◎五箇商人申状案-今堀日吉神社文書-(東近江市日吉神社蔵)
△六角氏家臣連署書状-芦浦観音寺文書-(草津市観音寺蔵)
・繖山佐々木城及屋敷跡画図(五個荘川並町自治会蔵)
◎南蛮屏風(大阪城天守閣蔵)※前後期で隻を入れ替えます。
・織田信長制札-福島伊豆家文書-(個人蔵)
・明智光秀書状-益田家文書-(個人蔵)
△明智光秀禁制-多賀大社文書-(多賀町多賀大社蔵)
・明智光秀書状-伊藤晋家文書-(滋賀大学経済学部附属史料館臓)
・豊臣秀吉画像(多賀町多賀大社蔵)
・南蛮冑(大阪城天守閣蔵)