文化財イベント日記

連続講座文化財もの知り学2012第2回を開催しました

連続講座「文化財もの知り学2012」第2回は、「甦る湖辺の弥生ムラ-赤野井浜遺跡の調査成果-」と題して、当協会企画調査課主任の中村健二さんが講師を担当されました。赤野井浜遺跡は守山市赤野井にある弥生時代を中心とする集落遺跡です。琵琶湖岸に近いことから、平成14~17年度に行われた発掘調査では、多くの遺物が見つかりました。弥生土器や石器だけでなく、豊富な水分で保存されて、多くの木製品が見つかっていることが、この遺跡の特徴の一つです。中村さんは現地での発掘調査を担当され、当時のエピソードをまじえつつ、わかりやすく調査成果を説明されました。
次回第3回は、湖南市岩瀬谷遺跡の調査成果について解説いたします(7月7日です)。

Page Top