文化財イベント日記

連続講座第2回を開催しました!

 今日は今年度の第2回の連続講座を開催しました。梅雨も明けて一気に夏がやってきた感じです。
 今年度の連続講座は、7月に刊行された『湖国と文化』184号の特集「発掘!近江ー1万年の地中の星」とのコラボ企画となっています。興味がある方は、ぜひ、雑誌のの方も手に取っていただければと思います。コチラから購入することもできます。
 さて、講座の方は当協会の伊庭さんが「ムラに響く鐘の音色/銅鐸はどのように使われたか」と題して講演しました。近江の銅鐸といえば野洲市の大岩山銅鐸が有名ですが、今回の講座では、その銅鐸の存在を地域の弥生時代の遺跡からどのように読み解くかに迫りました。弥生時代から古墳時代への変化を銅鐸から鏡へといった切り口で理解できることを指摘されていたことが印象的でした。
 受講者の方々も、講座終了後に伊庭さんをつかまえて、質問を投げかけていたのが印象的でした。

Page Top