8月24日(土)に連続講座第3講を開催しました。
今回の講座では「愛知川扇状地をひらく 中近世の灌漑と治水の歴史」と題しまして、当協会の神保忠宏さんが講師を務めました。
本講座では、発掘調査の成果に加え、神保さんが専門とされている歴史地理学の視点から地図や航空写真、絵図を駆使して愛知川の治水・灌漑の歴史を紐解かれました。
とくに、近世の治水については、自身が発掘調査を担当され、石積み堤防が見つかった東近江市土位遺跡の調査成果を中心に解説されました。
受講者の皆さんも大変熱心に受講されていました。歴史地理学を専門とされる神保さんのお話を聴いて受講者の皆さんは、これまで気づかなかった地図や航空写真の魅力にお気づきになられたのではないでしょうか。
次回の講座は9月28日(土)に開催予定です。ご期待ください。