文化財イベント日記

令和7年度文化財連続講座第3講を開催しました

8月22日(金)に文化財連続講座第3講を開催しました。

今回は、当協会調査員の宮村さんが「聖徳太子と近江の古代寺院」と題してお話しました。

講座では、近江に聖徳太子が開いたと伝わる寺院が多く存在することが紹介されたのち、「実際のところはどうなのか?」という問題提起がなされ、いまだ不明な点が多い聖徳太子の近江での動向を考えるうえで、自身が発掘調査を担当した栗東市蜂屋遺跡の調査結果が重要な意味を持つ可能性について力説されました。

受講者の皆さんは、宮村さんが熱く語る、蜂屋遺跡と聖徳太子との関わりについて興味津々のご様子で聴講されていました。

次回の文化財連続講座は9月26日(金)の開催です。近江の緑釉陶器とその生産をテーマに語ります。ご期待ください。

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