文化財イベント日記

令和7年度文化財連続講座第4講を開催しました

9月26日(金)に文化財連続講座第4講を開催しました。

今回は、当協会調査員の堀さんが「近江の緑釉陶器とその生産」と題してお話しました。

講座では、焼物の歴史のなかでの緑釉陶器の位置と生産地ごとの緑釉陶器の特徴について説明されたのち、自身が整理調査を担当した甲賀市水口町の春日北遺跡の調査結果とその意義について力説されました。

受講者の皆さんは、堀さんが力強く語る、信楽焼に負けずとも劣らない近江の代表的な焼物-緑釉陶器-の歴史に興味津々のご様子で聴講されていました。

次回の文化財連続講座は10月24日(金)の開催です。「須恵器生産の展開と近江」というテーマで大阪大学大学院の中久保辰夫准教授にお話しいただきます。ご期待ください。

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