投稿者: shigabunkazai
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第136回 東海道名物「豆腐田楽」発祥の地を訪ねて
栗東市 2013年1月16日江戸時代に安藤広重が描いた『東海道五十三次』(天保4年(1883))の浮世絵などで紹介されている、栗東市岡にある「豆腐田楽(でんがく)」発祥の地を訪ねて来ました。この地は、京都・江戸間を結ぶ旧東海道沿…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第135回 千々の松原-松原水泳場-
彦根市 2013年1月9日(彦根市松原町) 千々(ちぢ)の松原は、彦根市が市民に公募して平成7年に選定された新名所琵琶湖八景の1つです。新名所琵琶湖八景にはこのほかに、彦根城、夢京橋キャッスルロード、芹川堤けやきみち、荒神山、…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.98 びわ湖の底に貝塚発見!? -藤岡謙二郎採集資料-
大津市 2013年1月7日今から数千年前の縄文時代の貝塚が、今も琵琶湖の底に眠っていることをご存じでしょうか? 現在「粟津湖底遺跡」、あるいは「粟津貝塚」の名前で、淡水産の貝塚としては世界でも有数の規模を誇る、世界的にも知られ…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第134回 大津市穴太を散策する
大津市 2012年12月26日(大津市穴太) 大津市穴太(あのう)の地は、「穴太積み」などの用語で記憶されている方がいると思いますが、現地を訪れる人はあまりいないのではないでしょうか。今回は、2008年に撮影された空中写真と、16…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.97 天下取りの駆け引きを臭わす秀吉の書状写 ―「羽柴秀吉書状写-天正10年10月18日付け- 滋賀県立安土城考古博物館蔵」―
その他 2012年12月25日「怪文書」とは、他人を中傷し世間を騒がせる不穏な文書のことですが、その本来の意味は「出所不明」すなわち差出人や宛先が分からないところにあるようです。そういう文書は、内容に興味がそそられる一方、どこかう…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第133回 西浅井 道の駅 あぢかまの里
長浜市 2012年12月19日(長浜市西浅井町塩津浜) みなさんもドライブの途中でよくお世話になる道の駅。地域毎にさまざまな特色があり、立ち寄るのは楽しいものです。今回は、長浜市西浅井町塩津浜にある道の駅、「塩津海道あぢかまの里」…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第132回 ちはやふる神の社 ―近江神宮―
大津市 2012年12月12日(大津市神宮町) 小学生の頃、校内で「百人一首かるた大会」があり、大好きだった子と同じグループになった私は、それはもう必死で百人一首を覚えたものでした。その子の気を引きたいがため、そのためだけに・・・…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.96 渾身の1冊―『戦国三武将と近江の城 信長・秀吉・家康の琵琶湖戦略』
その他 2012年12月10日今回ご紹介するのは、豊富なグラビアが自慢の『シリーズ近江の文化財006 戦国三武将と近江の城』です。 わたしたちの仕事の目的の一つに、適正な調査成果を皆様に素早く還元することがあります。還元にあたって…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第131回 鳥居川の立場-石山商店街界隈の今と昔-
大津市 2012年12月5日(大津市鳥居川町) 旧東海道のうち、「瀬田唐橋」(第96回)と「粟津の晴嵐」(第58回)についてはすでに紹介されていますが、今回はその間の大津市鳥居川町にある石山商店街界隈の今と昔について、ご紹介しま…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第130回 冬枯れの山を彩る桜花一輪 -西明寺-
甲良町 2012年11月28日(犬上郡甲良町池寺) 祝! 『新近江名所図絵』全市町制覇! 今回の甲良町に所在する西明寺をもちまして、全市町の名所を案内することができました。 私の職場の主力部隊は発掘調査の技術屋さん達である。男子が…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.95 調査道具のリサイクル
その他 2012年11月26日発掘調査では、直径が1mを超えるような大きな穴や直径が20cm以下で深さ50cm以上の深い穴など、いろいろな大きさや深さの遺構の掘削に直面します。こうした遺構の検出・掘削には、通常「手ガリ(両刃鎌)」…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第129回 「明治山」という祭祀空間 ~長浜市・明治山旌忠塔~
長浜市 2012年11月21日(長浜市大島町) 今回御紹介する長浜市大島町の明治山旌忠(せいちゅう)塔とは、当協会の『紀要』第25号(2012年3月刊行)で、筆者が紹介した戦争記念碑です。戦争記念碑とは一般的に、「忠魂碑」「忠霊塔…
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