新近江名所図会
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新近江名所圖会 第146回 渡来人の奥津城その3-穴太野添古墳群-
大津市 2013年4月3日(大津市坂本本町・坂本1丁目) 大津市北部地域の近江神宮から日吉大社付近にかけての山手地域には、1,000基を超えるともいわれる古墳が群集していて、滋賀県内でも有数の古墳密集地です。これらの古墳は、ド…
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新近江名所圖会 第145回 八幡神社の「野大神」 ―高月町のケヤキ巨木―
長浜市 2013年3月27日(長浜市高月町柏原) 「御神木」とは、時として神体そのものを示すこともありますが、一般的には神社やその境内にある木や鎮守の森を指して言うようです。また神木は、神域や結界を示す役割を担っていることもあり…
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新近江名所圖会 第144回 やっぱりあった!! 古代の石切場跡 ―石山寺―
大津市 2013年3月20日(大津市) 石山寺は瀬田川の西岸にある東寺真言宗の別格本山で、西国三十三所観音霊場の第十三番札所として多くの参拝者で賑わいます。風光明媚な環境は「石山秋月」として近江八景のひとつに数えられ、紫式部が当…
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新近江名所圖会 第143回 鈴鹿の山と遺跡 ―体で感じた山越えルート―
東近江市 2013年3月13日(東近江市) 滋賀県東部に連なる鈴鹿山地。滋賀県側から見ると穏やかに見える山容も、三重県側からでは急峻な壁のように見えます。長さ50㎞以上にわたって連なる1,000m級の山々は、今の私たちからみれば、…
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新近江名所圖会 第141回 石の国・近江 -近江八幡市安養寺町の石造五重塔-
近江八幡市 2013年2月27日(近江八幡市安養寺町) 十数年前に当協会に就職して最初に発掘調査を担当した現場が、近江八幡市安養寺町にある辻野遺跡でした。就職前は学生でしたから、それまでは発掘現場といっても途中から参加したり途中で抜…
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新近江名所圖会 第139回 渡来系の古墳-天狗前古墳群-
東近江市 2013年2月6日(東近江市横山町) 近江八幡市・東近江市・竜王町にまたがる雪野山の山頂付近には未盗掘の石室が見つかった雪野山古墳があります。山腹から山麓には総数200基以上を数える後期古墳が、存在しています。第19回…
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新近江名所圖会 第138回 湖北に浮かぶ神秘の島―竹生島
長浜市 2013年1月30日私がこの原稿を書いているのは新年あけてすぐ、皆様はもうどこかへ初詣に行かれましたか? 気軽に初詣…には少しハードルが高いものの、御利益まちがいなしのパワースポットが竹生島です。竹生島は古来より信仰の対…
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新近江名所圖会 第137回 いにしえの志賀越みち―崇福寺跡から志賀峠へ―
大津市 2013年1月23日古代の都と近江を結ぶ道は逢坂山を越える道が主に使われましたが、そのほかにもいくつかの道筋がありました。その1つが現在の大津市坂本から滋賀里見世村を経由し、崇福寺(すうふくじ)前を通って志賀峠を越え、山…
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新近江名所圖会 第136回 東海道名物「豆腐田楽」発祥の地を訪ねて
栗東市 2013年1月16日江戸時代に安藤広重が描いた『東海道五十三次』(天保4年(1883))の浮世絵などで紹介されている、栗東市岡にある「豆腐田楽(でんがく)」発祥の地を訪ねて来ました。この地は、京都・江戸間を結ぶ旧東海道沿…
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新近江名所圖会 第135回 千々の松原-松原水泳場-
彦根市 2013年1月9日(彦根市松原町) 千々(ちぢ)の松原は、彦根市が市民に公募して平成7年に選定された新名所琵琶湖八景の1つです。新名所琵琶湖八景にはこのほかに、彦根城、夢京橋キャッスルロード、芹川堤けやきみち、荒神山、…
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