古墳時代
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第434回 熊本県宇土半島から運ばれてきた石棺に秘められた謎 ー大岩山古墳群ー
野洲市 2025年12月11日皆さんは、約1500年前の古墳時代に、約800km離れた熊本県宇土半島の阿蘇溶結凝灰岩(あそようけつぎょうかいがん)(馬門石(まかどいし))で製作された刳抜式(くりぬきしき)の家形石棺が野洲市の国史…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№379 奇跡的に残っていた大きな壺―六地蔵遺跡(栗東市六地蔵)―
栗東市 2025年9月18日六地蔵遺跡(ろくじぞういせき)は栗東市の北東部に所在する遺跡です。野洲川の左岸にあたり、標高222.9mを測る日向山の北側に広がっています(写真1)。 令和4年度から行われたほ場整備や県道拡幅工事…
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調査員の履歴書
『インタビュー/調査員の履歴書』№26 印象深かった福林寺古墳群の発掘調査
野洲市 2025年9月11日Q 今日は、企画整理課の宮村誠二さんにお話をお伺いします。よろしくお願いします。前々回(№5) のインタビューの際、宮村さんは印象に残る経験として「栗東市の蜂屋遺跡で古代寺院に関わる遺構・遺物を発掘調…
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調査員の履歴書
『インタビュー/調査員の履歴書』№22「川の中の古墳を掘る!ー江頭南遺跡の調査①」
近江八幡市 2024年4月17日Q.お名前と所属部署名を教えてください A.重田勉と申します。調査課におります。 Q.現在はどんな仕事を担当されていますか。 A.発掘調査です。 Q.重田さんはちょっと変わった発掘調査を経験されている…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第418回 栗東の歴史を身近に体感!―栗東歴史民俗博物館―
栗東市 2024年4月3日栗東歴史民俗博物館は入館料が無料となっています(特別展開催時には観覧料が設定されることがあります)。休館日は月曜日と祝翌日、年末年始となっています。また展示替えのため休館となることがあります。 博…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№370 御朱印の御先祖さま―鴨田遺跡の巡礼札―
長浜市 2024年3月27日昨今は、いろいろな御朱印がブームとなっていますね。社寺を参詣していただく、ありがたい御朱印はもちろんのこと、お城や古墳などの文化財見学の記念として、様々な御朱印(御城印・御墳印など)を手に入れること…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第409回 日向山と新たに見つかった古墳群―栗東市六地蔵遺跡―
栗東市 2023年12月20日栗東市の北東部に所在する日向山(にっこうやま)は標高222.9mの小高い山です。それほど高さはないものの、平野に面して立地することから遠くからでもその姿を眺めることができます(写真1)。 この山の…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第400回 その登りやすさは地元の方の努力の賜物―椿山古墳―
栗東市 2023年8月30日滋賀県の3大古墳といえば、順に近江八幡市の安土瓢箪山古墳(全長134m)、彦根市の荒神山古墳(全長124m)、そして大津市の膳所茶臼山古墳(122m)ですが、では県内4番目の古墳は?と聞かれてピンと…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№360 これで掘れるのか?―曲柄鍬―
草津市 守山市 2023年8月16日滋賀県では、木製の遺物が多く出土します。木材は酸素と水分がともに豊富だと腐食して消滅してしまいますが、どちらかが断たれると腐らずに残存します。琵琶湖を擁し地下水位の高い滋賀県では、埋没した木製品が水…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第396回 前方後円墳を2基も含む湖西地域の大古墳群―春日山古墳群―
大津市 2023年7月5日琵琶湖の北湖と南湖の境に架かる琵琶湖大橋の西側には、堅田(かたた)平野が広がっています。この平野を東側に望む堅田丘陵には、いくつかの古墳群が分布しています。そのうちのひとつである春日山(かすがやま)…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№355 横尾山7号墳出土の陶棺
大津市 2023年5月31日読者の皆さんにクイズです。まず、写真1を見てください。これ何かわかりますか? 不思議な形ですね。箱形の本体の下に円筒形の脚がついています。よく見ると、本体や脚には小さな穴があいています。『きか…
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