縄文時代
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オススメの逸品
調査員おすすめの逸品第153回縄文時代の始まりを知らせる石器―相谷熊原遺跡出土の有溝砥石(矢柄研磨器
東近江市 2015年3月4日このコーナーのネタに何度も登場する遺跡というのは、それだけ資料価値の高い遺構や遺物が見つかっている遺跡だといえます。私にとっては困ったときの「相谷頼み」といっても過言でないくらい、調査を担当した東近江…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品143 思わずニオイをかいだ逸品-粟津湖底遺跡の???-
大津市 2014年10月15日遺跡の発掘調査に携わる者なら、誰しも自らが調査する遺跡で目の前に現れた遺物や遺構に感激したり、興奮したことがあると思います。私も約25年間滋賀県内の遺跡の調査に携わり、いろいろな遺構や遺物と出会ってき…
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調査員のおすすめの逸品 No.135 古くて、新しい土器?―津田江湖底遺跡出土縄文土器
草津市 2014年6月25日津田江湖底遺跡は、現在の滋賀県立琵琶湖博物館がある烏丸半島の南側、草津市下寺町に位置する湖底遺跡です。今回は、その発掘調査の際に、「入れ子」状態で見つかった縄文土器を紹介します。 調査報告によれば、倒…
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調査員のおすすめの逸品 No.117 槍から弓矢へ -相谷熊原遺跡で出土した長脚鏃-
東近江市 2013年10月9日今回ご紹介する逸品は、ちょっと「けったい」な石鏃です。 石鏃とは、弓矢の矢の先端に装着されるもので、先端にもかかわらず「矢尻(鏃:やじり)」(※)と呼ばれています。考古学では材質もあわせて説明するため…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.110 奇品中の奇品にして… -相谷熊原遺跡出土の石冠・土冠-
東近江市 2013年6月19日縄文時代草創期の土偶で一躍有名になった、東近江市永源寺相谷町の相谷熊原遺跡。鈴鹿山麓の調査事例は滋賀県ではこれまで少なかったことや、日本最古の土偶が出土したことなどから大きな注目を集めたことは、記憶に…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.98 びわ湖の底に貝塚発見!? -藤岡謙二郎採集資料-
大津市 2013年1月7日今から数千年前の縄文時代の貝塚が、今も琵琶湖の底に眠っていることをご存じでしょうか? 現在「粟津湖底遺跡」、あるいは「粟津貝塚」の名前で、淡水産の貝塚としては世界でも有数の規模を誇る、世界的にも知られ…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第122回 「びわ湖」と向き合う大貝塚 -石山貝塚その2-
大津市 2012年10月3日大津市石山寺1丁目 今回は第10回でご紹介した石山貝塚の続編です。もう少し詳しく、この貝塚の様子をみながら、「びわ湖」と人々との関わりについて考えてみましょう。 石山貝塚は、びわ湖の南端、瀬田川の河口…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.84 安土弁天島遺跡の玦状耳飾
近江八幡市 2012年7月17日近江八幡市安土町下豊浦 休日に街中などを歩いていますと、さまざまなファッションに身を包んだ人たちがいることがわかり、現代日本において価値観がさまざまであることの一端を垣間見ることができます。中には色と…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第90回 今なお謎多きびわ湖の貝塚-蛍谷貝塚その2
大津市 2012年2月22日大津市蛍谷 今回は第89回(前回)ご紹介した蛍谷貝塚の続編です。もう少し詳しく、この貝塚をみてみましょう。 蛍谷貝塚は、伽藍山南側の谷口に位置する石山貝塚とともに、戦前からその所在は知られていました。…
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新近江名所図会
新近江名所圖会 第89回 歩道下に残された縄文時代の貝塚 ―蛍谷貝塚
大津市 2012年2月15日大津市蛍谷 瀬田川の右岸、国道422号を下った瀬田の唐橋と石山寺の間の山側に車道より50㎝程高くなった歩道部分があります。なぜ、この部分だけ高くなっているのか、その理由をご存知でしょうか。実はこの周辺…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品 No.65 古代の自画像?-六反田遺跡出土人形
彦根市 2011年10月31日古代人の顔?てどのようなものだったのでしょうか。当然、写真があったわけではありませんので絵図等から想像するしかありませんが、もしかしたら自分で書いた顔かも?という資料が遺跡から出土します。 人形それは…
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