近世
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№384 実在する忍術秘伝書~『萬川集海』
甲賀市 2025年12月5日我々日本人には昔からなじみ深い「忍者」。今や世界中で認知され、その知名度は「富士山」「天ぷら」すら上回るかもしれません。また、忍者はエンタテインメント方面で有名である一方、学問の対象とはされない時代…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第433回 高島市大溝に残る水道遺構
高島市 2025年12月3日人が生活するために必要なものの一つに「水」があります。前回紹介した水道遺構(第279回「旧逢坂山隧道東口に残る上水道遺構~南部水道」)に続いて、高島市大溝に残る近世の水道遺構を紹介します。 大溝の…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第430回 野洲川の氾濫とタニシ ―守山市笠原町蜊江(つぶえ)神社-
守山市 2025年10月30日守山市笠原町で新しく発掘調査が始まりました。事前の試掘調査によると、この付近には湿地性の堆積層の上に古墳時代と古代・中世の遺跡が分布しているようです。地元の方によると水はけのよくない土地だったようで…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№381 安土城跡を描いた最古の絵図。ただし100年後のもの!「近江国蒲生郡安土古城図」
近江八幡市 2025年10月2日来たる令和8年(2026)は、安土城の築城が始まって450年目にあたる記念の年です。織田信長が天下統一の拠点として建てたこの城は、総石垣造りで瓦葺きの礎石建物を持ち、高層天主(「天主」は『信長公記』…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第427回 彦根城の庭園と御殿を訪ねて
彦根市 2025年7月31日江戸時代に彦根藩の居城であった彦根城には、「玄宮園(げんきゅうえん)」という美しい庭園が残っています。この庭園は、延宝5年(1677)に4代藩主井伊直興によって造園されたもので、国の名勝に指定されて…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第394回 義を尽くした先祖への想い―天保義民之碑―(湖南市三雲)
湖南市 2024年6月11日旧東海道や旧中山道といった古い街道を歩いていますと、必ずしも道沿いではありませんが、史跡に出会うことが多くあります。今回紹介するのは、そんな史跡のうちの1つです。 以前に紹介したことがある、湖南市…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第418回 栗東の歴史を身近に体感!―栗東歴史民俗博物館―
栗東市 2024年4月3日栗東歴史民俗博物館は入館料が無料となっています(特別展開催時には観覧料が設定されることがあります)。休館日は月曜日と祝翌日、年末年始となっています。また展示替えのため休館となることがあります。 博…
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オススメの逸品
調査員のおすすめの逸品№370 御朱印の御先祖さま―鴨田遺跡の巡礼札―
長浜市 2024年3月27日昨今は、いろいろな御朱印がブームとなっていますね。社寺を参詣していただく、ありがたい御朱印はもちろんのこと、お城や古墳などの文化財見学の記念として、様々な御朱印(御城印・御墳印など)を手に入れること…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第417回 中山道をゆく―今宿一里塚―
守山市 2024年3月20日京都に隣接する近江国には北陸道・東山道・東海道と日本列島の主要街道が通過していました。政治の中心が江戸に替わった近世でも、東海道と中山道という五街道の二本が近江国を通過しています。 近江国を通る東…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第415回 振り返れば彦根城―彦根市長寿院(大洞弁財天)―
彦根市 2024年2月28日以前、このホームページで彦根市北方に所在する井伊神社を紹介しました(名所圖會第397回)。今回も井伊神社と同じく佐和山西麓に所在する史跡の一つとして長寿院(大洞弁財天)を紹介したいと思います。 長…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第414回 威厳ある道切り行事―野洲市の勧請縄(かんじょうなわ)―
野洲市 2024年2月7日ようやく新型コロナウイルス感染症も徐々に衰えつつあると思いきや、地域によっては第10波が訪れているとの報道もあります。以前からの感染症であるインフルエンザも例年になく猛威をふるっています。コンピュー…
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新近江名所図会
新近江名所圖會 第413回 古代から様々な顔を持つ神社―一夜伏塚と印岐志呂神社―
草津市 2024年1月31日草津市ののどかな田んぼ道を歩いていると、ふいに石造りの柵が現れます。これは一夜伏塚(いちやふしつか)遺跡の鎮魂塚です(写真1)。このあたりでは、南北朝時代に足利軍と僧兵との間で戦が起こりました。一説…
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